

「ぼくらはみんな生きている」奇跡の作家、坪倉優介。記憶喪失になったぼくが見た世界。
大学入学間もない18歳、雨が降りしきる中に乗っていたオートバイがトラックに激突。一命を取り留めたものの、事故の後遺症ですべてを忘れてしまった。両親や友だち、自分のことすらも──。
しかしそこから両親と共に「真っ白な日々」を染め直し、新しい日々を歩み出した。
思えば大学在学中に、草木の持つ不思議な色合いに興味を持ったのが草木染め作家としての原点だった。卒業後、京都の染色工房にて下積みを経、30歳で「草木染め・坪倉優介」としてデビューした。
草木染めは素材の組み合わせによって様々な色合いを見せる。それはあたかも様々な人との出会いで染め直した彼の人生そのもの。
今日も彼は、真っ白な反物に大切な人たちへの感謝の心を幾重にも塗り重ね、染め上げた作品を作り上げている。
新たなる日々を”自分の色”に染めながら。

- 坪倉優介
- 1970年生まれ
1989年、大学在学中にオートバイ事故に遭い、一切の記憶を失う。
以降リハビリを重ねながら天性の絵描きの才能を発揮し、染工房入社後2001年に草木染作家としてデビュー。記憶喪失時の思いや周囲の人たちとのふれあいやつながりを記した著書「僕らはみんな生きている」が、ベストセラー&ドラマ化(オダギリジョー主演)となり、世間に大きな感動を巻き起こした。以降テレビや雑誌に度々取り上げられ、大きな反響を呼ぶ。





















