きもの(Kimono):きものを愛する者としての、誇りと責任を胸に きもの(Kimono)

きものを愛する者としての、誇りと責任を胸に

私たちがきものを取り扱ううえで、常に心がけていること。一つ目は「伝統工芸を守り伝えること」です。
糸染、紋意匠、織り手などそれぞれの工程で熟練した匠たちが、心をひとつに織りあげる西陣織。1500有余年の歴史を誇る、日本最古の伝統産業です。
ツカキグループ「西陣織美術工芸あさぎ」では、織り機の中でも世界最高峰である1800口織ジャガードを駆使し、熟練の職人が織りあげます。その壮麗で精緻な仕上がりは誰もがあっと息を飲むほど。きものの帯だけでなく、尾形光琳の「紅白梅図屏風」やゴッホ、モネといった海外の巨匠の作品を、西陣織で再現することにも積極的に取り組んでいます。織物として新たな命を吹き込まれた名画は、見る人の心を揺さぶる芸術作品として、世界中から高い評価を得ています。
手から手へと継承されてきた歴史ある技術と美意識を、世に広め未来へと受け継いでいく使命。それを心に刻み、斬新な作品や、気の遠くなるような作業を要する大作など、果敢なチャレンジを積み重ねています。

2つ目に大切にしていることは、「オリジナルのものづくり」。
販売店様と共同して、オリジナル店頭商品をおつくりすることにも力を入れています。訪問着や附下(つけさげ)から、小紋、紬、コート、袋帯まで、今までに培ってきた膨大なノウハウを投入し、販売店様の客層やお好みに合わせて最適なものを企画開発・ご提案します。
それができるのは、きものに関する知識と経験を豊富に持つスタッフがしっかりと信頼関係を築いているから。日頃から販売店様、お客さまとのコミュニケーションを欠かさず、自分の目と足で実感を持ってマーケット調査をしていることが強みです。

3つ目は、「多様なお客さまの要望に応えきる」こと。
呉服専門店からナショナルチェーン店、ローカルチェーン店、百貨店から貸衣裳店、写真スタジオまで、私たちのお客さまの層は幅広く、そこには多種多様なニーズがあります。あらゆるニーズに迅速にお応えすることを追求した結果、「他社では見たことがない」とお客さまに言わしめる、圧倒的な物量と品揃えに行き着きました。その物量を確保する営業マンの人脈と人間力もまた、私たちの財産です。

きもの文化、伝統工芸を守り育てていくことは、そこに携わる者としての使命です。難しい務めではありますがその反面、ともなう喜びや成長の幅も大きいもの。塚喜商事きもの事業部に属する全スタッフは、きものを愛する者としての誇りと責任を胸に、もっとお客さまにお喜びいただけることを目指し、日々それぞれに自己研鑽をつんでいます。

文化を残す: 使命は伝統文化を守り次世代に伝えること

商品紹介

  • 西陣織美術工芸あさぎ

    世界最高峰の1800口織ジャガードと、帯に使うことはほとんどないという最高品質の極細シルクを使い、世界に誇る作品づくりに邁進しています。

  • 中町 明

    「きものは最高のドレス」
    染織デザイナーとして、着る人をもっとも引き立てる着姿をトータルコーディネートでイメージし、最高の生地で最適の染織技法で創作。きもの、帯、小物など、独自の「きもの美」を追求している。

  • 坪倉優介の世界 ~草木染め~

    事故で記憶喪失になった経験を持つ、きもの作家・坪倉優介が手がける草木染めのコレクション。「まっしろになった世界」に独自の感性で癒しを描き出します。