喜左衛門ブログ:President Blog

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2014年7月18日 (金)

「近江商人ってな~に?」(小学生向き副読本)が出来ました。

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東近江市の小学校にて、「昔の生活」の授業で近江商人が登場します。
近江商人博物館の学芸員の林純さん、上平千恵さんが、小学校へ出向いて授業されます。
今まで難しい大人のテキストから、永年の夢であった小学生向きの副読本ができました。
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わかりやすい「三方よし」の解説です。
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昔の近江商人の行商の姿
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昨年、上平千恵学芸員と相談し、子供用の旅姿コスチュームを弊社で作って寄付しました。
授業前に子供たちが昔の格好をするととても盛り上がるそうですヽ(^o^)丿
学芸員さんのご苦労は大変ですよね・・

 

家訓について
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多くの近江商人の家訓が紹介されています。
たまたま拙宅の家訓も登場していました。

近江商人は、400年も前に世界へ羽ばたいていました。
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ベトナム(安南)に出かけた西村太郎右衛門は交易で大成功をおさめ日本に帰国しましたが、江戸幕府の鎖国によって入国できず、1647年、郷里の近江八幡市の日牟礼神社に「安南渡海船額(絵馬)」(重文)を奉納し四年後に没しました。

大福帳とソロバン
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番頭さんの筆跡に、律儀な商いの様子がしのばれます。

 

上は京都新聞、下は報知新聞
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学芸員の上平千恵さんがにこやかに登場
マスコミのおかげで、問い合わせが殺到したようです。

 

後記
この副読本は、小生が「近江商人の話」(講義)で頂いた謝金をもとに制作に掛かりましたが、中味が充実し、部数も増え、結局、東近江市の近江商人博物館の予算で完成しました。
NPO三方よし研究所の岩根順子さん(サンライズ出版の社長 滋賀県で唯一の出版会社)の全面的なご協力で無事に刊行されました。
執筆頂いた学芸員の林純さん、上平千恵さんのご尽力に心より感謝申し上げます。
子供さんか、お孫さんに、副読本が必要ならメールかお電話をください。
無料で進呈します。(先着30部)
メール kizaemon@tsukaki.com
電話  075-343-3547(社長秘書 石田)