喜左衛門ブログ:President Blog

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2014年9月8日 (月)

「ぶらっと五個荘まちあるき」のご案内

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「ぶらっと五個荘まちあるき」
9月23日(火・秋分の日)午前9時30分~午後4時雨天決行

恒例の東近江市の五個荘金堂町の町並み保存地区の開放イベントも20周年になりました。
町並みの特徴は、古代条里制の区画割を残す農村地帯で、近江商人の発祥の地であり、江戸時代末期からの近江商人屋敷と社寺が軒を連ねています。

五個荘金堂町の風景です。(町並み保存地区)
幼馴染の川口正敏ちゃんの家(元・日本一を誇った三中井百貨店の本部)です。
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昨年の当イベントのメーン会場(馬場)の様子と居並ぶ露店(商工会など)
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毎年、町並み保存地区の開放イベントは2-3万人が訪れ、日頃、人影の少ない五個荘もこの日ばかりは大盛況です。

 

塚本喜左衛門宅の玄関です。
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当日の23日は、小生や家族一同と、社内のスタッフに大勢来てもらい、皆で大汗をかいてお接待に努めます。(ホンマは、気楽なお茶とお菓子程度ですみません)

 

この地域は昔、よく雪が積もりました。
私小学生5年生の折、1月に祖父が亡くなりましたが、庭でカマクラを作っていました。
これは、今年の1月の拙宅の庭の雪景色です。(祖父は没後55年)
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せっかくのお越しで、拙宅の母の花嫁衣裳を飾らしてもらおうと思います。
昭和10年、京都の呉服問屋の娘(母)が、同業者の呉服問屋(塚喜)の父に嫁いできました。もちろん、封建的な田舎の五個荘へ嫁入りですから、母は相当な覚悟とカルチャーショックがあったと思います。
そんな昔の打掛、綿帽子、本振袖、留袖、訪問着などを75年ぶりに披露し、大正・昭和のきものの古典柄の大胆さ、粋さをご覧頂こうと思います。
昔懐かしいきものや調度品、きものファンには、ちょっと、楽しいかも・・
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これは、今春の観峰館の依頼で出品した母の花嫁衣裳の展示風景です。

 

私の子供のころのオモチャのカニさん
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祖父は風流人でこんなカニさんの硯(すずり)など、ステーショナリーグッズの小さな置物をたくさん持っていました。

五個荘は、片田舎で昔懐かしい町並み、調度品、生活習慣、祭礼など、そのまま残っています。
日本の原風景のような・・・タイムカプセルのような小さな日本、抱きしめたいような宝物があります。
是非、お遊びにお越しくださいヽ(^o^)丿

メールでのご連絡はkizaemon@tsukaki.com(塚本喜左衛門)