喜左衛門ブログ:President Blog

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2015年1月5日 (月)

新ブランドデビュー記者発表

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謹賀新年

昨年は、喜左衛門ブログを愛読いただき誠に有難うございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

「ASAGIBROCADEbyDECOSUGAI」
新ブランドを12年末に記者発表し、新聞各社に掲載して頂きました。
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小生は年末に出張が続きブログのアップが越年してしまいした<(_ _)>
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ツカキスクエアの1階での記者発表会場です。
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社長より新ブランドの経緯と方向性の発表です。

菅井英子先生(デコ菅井)より、ブランドコンセプトのコメント
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菅井先生談・・・「西陣織美術工芸あさぎ」との衝撃的な出会いがあり、デコ菅井とあさぎとのコラボにより「日本の伝統工芸の美」を、世界へ発信していきたい・・と決意表明されました。

いよいよ作品紹介です。
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作品が登場した瞬間に、記者団にドーンという衝撃が走りました。
このジャケットとドレスの生地は、尾形光琳の紅梅白梅図屏風(国宝)をモチーフにした「西陣織美術工芸あさぎ」の丸帯(純金使い)です。

ジャケットの色変わり(銀糸)ドレッシーなラインです。
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つぎは可愛いジャケットとワンピース
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生地はあさぎの睡蓮(モネ)の西陣織です。

これは、ムササビのように羽ばたけそうなショートコートです。
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表は、朝の睡蓮、裏は、夕焼けの睡蓮・・・・モネの睡蓮の連作がお洋服になりました。

菅井先生「エコを意識し、制作過程に発生した貴重なあさぎの西陣織ハギレ生地を全部使用しました」
との弁で、素敵なジャケットとワンピースになりました。
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西陣織美術工芸あさぎの生地で作ったクッションです。
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ポップな色合い、日本古来の色、様々に挑戦です。

つぎは、「西陣織美術工芸あさぎ」の真骨頂の「西洋美術の織額シリーズ」をバッグにデザインしました。
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ゴッホのひまわり、クリムトの接吻、モネの睡蓮(すいれん)、ゴッホの夜のカフェテラス息をのむような美しさです。

記者団との質疑応答です。
井阪部長(塚喜商事㈱あさぎ事業部)より、あさぎの織物の特徴の説明です。
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塚喜商事株式会社は、呉服問屋(京都織物卸商組合の会員)でありながら、西陣織メーカー(西陣織工業組合の会員)という二面性をもっています。
世界最高水準の1800口のジャガード織のあさぎの熟練技術と、数百年かかって培われた西陣の美意識により、あさぎの作品に到達しました。

記者団の質問にまじって、きもの好きな女性を代表して木下明美先生から力強いエールがありました。
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記者団の質問に答えて菅井英子先生
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フィーナーレで菅井英子先生と小生のツーショット
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後記
全国紙や業界紙、文化人を交えて、非常にフレンドリーでエキサイティングな発表会になりました。
デコ菅井先生の創作力、限りない伝統文化への愛着に対して敬意を捧げます。
日本の伝統工芸が、デコ菅井先生のつばさを得て、世界に飛び出すパワー、未来を予感しました。