喜左衛門ブログ:President Blog

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2015年10月19日 (月)

今年で3回目、屋久島にやって来ました。

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三連休に鹿児島より南方60キロ、飛行機で30分の屋久島に行きました。
屋久島空港の滑走路は小さく、片道燃料の小型プロペラ機しか離発着できません。    
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月の内、35日が雨と言われる屋久島ですね。

懐かしのホテルにつきました。    
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本年1月は、標高0-200mにある西部林道の照葉樹の森(亜熱帯)に挑戦し、
ガジュマルが繁茂しヤクシカとヤクサルの天国でした。
5月は、標高600-800mの白谷雲水峡「もののけ姫」の森のエリア(温帯)へ行きました。
10月は、標高850-1200mの屋久杉が沢山ある高山地域(亜寒帯)に挑戦です。

ホテルを出発すると道端でヤクサルの親子3匹が遊んでいます。    
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屋久島は人口1万人、ヤクサル1万4000匹、ヤクシカが2万頭と言われます。    
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これは博物館のヤクシカですが、角がシンプルで奈良公園の鹿の身体の半分の大きさです。
人間は人口減ですが、シカは天敵がいないため増え過ぎて食肉にされています。 若い女の子が「カワイイ!」、
「えっ、カワイそう!」、「でも、オイシイ!」・・・

猿川のガジュマルです。    
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クワズイモの葉っぱです。    
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トトロの葉っぱの傘です。

ヘゴ(シダ類)の巨大な葉っぱと亜熱帯の植物群です。    
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益救神社(やく)の立派なガジュマルです。    
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旅行にご一緒した土屋さん親子(右側)です。    
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ヤクスギランドのスタートはきれいな整備されています。    
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尾瀬沼のような平地ではありませんので、ここからが険しくなります。

屋久島は花崗岩で成り立っており、岩盤の上に樹木が生えている厳しい環境です。    
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台風が強いために幹がねじれて自然の抵抗力を示しています。    
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サルノコシカケが沢山あります

親子小杉まできました。    
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このあたりから世界自然遺産の登録地域です。    
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道がだんだん険しくなります。

目的地の樹齢3200年の大和杉まできました。    
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めったに観光客の来ない奥地で片道4時間歩きました。
いやあ、岩だらけの急坂が多くて、ホンマに死ぬかと思いました(@_@;)
神々しい屋久杉で、まるで禅の老師のような風貌です。 エネルギーを頂戴して大和杉の前で記念撮影です。    
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巨大な屋久杉が倒木すると、辺りは大きく開け太陽が差し込み明るくなり、次の自然の更新が始まります。    
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永い間、マグマがゆっくり固まり、花崗岩の中で方長石の結晶は巨大になります。    
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樹齢1800年の仏陀杉です。大きな鼻と割れ目が口に見えます。    
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有名な紀元杉です。    
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紀元杉の根っこを守るために木のデッキが作られています。
家内と紀元杉を比較して頂くと巨大さが判ります。

里のハイビスカスに蝶々がやってきました。    
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偶然に撮影できましたヽ(^o^)丿

屋久島空港で離陸寸前に基材のトラブルで2時間半待ちとなりました。    
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まあ、着陸寸前のトラブルで、仏陀杉(地獄杉だって??)になるのは、まだまだ未練があります(>_<)
ラッキーに無事、帰りました。

後記
屋久島にいくと写真のポーズが不思議にヽ(^o^)丿になります。
気持ちが充実・発散して、エネルギーと笑顔があふれてくるのです。 屋久島のシンボル、ウミガメのオブジェ。    
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幸せの国、屋久島、また、行きたいなあ・・・ 次は、縄文杉に挑戦します ヽ(^o^)丿