喜左衛門ブログ:President Blog

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2016年7月19日 (火)

祇園祭に荒川学長がご来社!

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祇園祭の鶏鉾(にわとりほこ)は、室町通りの主役です。

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祇園祭の真っ最中、母校の荒川学長と斯波先生が弊社にお越し頂きました。
盛夏の京都は熱いのです!!
応接間でやっと汗が引かれて記念撮影。パチリ!
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真ん中が荒川学長で右が斯波先生、ともに医学部の消化器内科の先生です。
内視鏡の権威で、内科と外科の学際の先端医学ですね。
学長は、「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」としての大学を熱く語られました。

会社の外ではコンチキチン♪・・と祇園ばやしが聞こえます。
“船鉾”は優雅な船の形をしています。
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あの新しく復刻した”大船鉾”??
いや違います。もっと、古くからある昔からの”船鉾”です。

新町通りを歩いて行くと”岩戸山”(下の写真)があります。
アマテラス(天照)大神が岩戸から出てこられ闇に光が戻ったいわれのある山鉾です。
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“岩戸山”の前の料理屋さんで昼食をしながら、先生の大学談義をお伺いしました。
荒川学長の話は、非常にダイナミックで夢のあるビジョンでした。
“健康寿命”(ボケずに普通の生活が出来る高齢者)を延ばすことが幸せであり社会福祉費用の負担を減らす最も大事なことだそうです。
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大学の産官学共同の推進、大阪でのスポーツイベントを開催して健康な街づくりを目指され、大いに新学長の夢と政策を勉強することができました。
大阪商科大学を創立の母体とする母校(大阪市立大学)は、実業家、弁護士、会計士など多くの偉大な先輩を生み、医学部の附属病院は1000ベッドの巨大病院で、”あべのハルカス”に先端予防の「メデッィクシティ21」(先端人間ドッグ)や、梅田の”グランフロント大阪”には、健康科学イノベーションセンターの「疲労科学」の医療拠点があり、多くの市民が活用されています。

医学部、附属病院の中で、生命をかけた患者とその家族、不眠不休のお医者さん、看護師さん、そんな数千人の巨大なチームのマネジメントしてきた荒川先生、また、荒川先生はカリフォルニア大学での客員教授をされ、東京では全国80ある医学部長・付属病院長会議の会長をされたパワーは、恐れ入るキャリアです。
先生のブログや冊子をみていると実に愉快で楽しい先生です。
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極端なストレス状況でも楽しくやり甲斐を感じる超ポジティブな先生です。

荒川学長の趣味は料理だそうで、十数人の医局員を招待され2週間煮込んだシチュー(大丈夫?・・トロトロに煮込んだ最高の味だそうです。医者ばかりで食当たりはないでしょう?)は大好評だったそうです。
佐賀牛とフルーツトマトを煮込み、上等のワインをたっぷりいれ、コストパファーマンスが非常に悪いパパ手作り料理だそうです。
医局の先生方のモーレツ仕事ぶりと発散の仕方は、まさに体育会系のノリだそうです。
「チーム団結と体力」が患者の命を守る??・・・
荒川先生の近影
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だんだん夜が更けて、超人気の長刀鉾(なぎたなぼこ)、ツカキスクエア前は夜店でいっぱいです。
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後記
祇園祭の山鉾のミニチュアです。
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昔、母校の学長は、商・経・法学部より選出されることが多く、戦後、各学部(理・工・生・文)から公平に選出され、近年は医学部出身が多くなってきました。
選挙人が多い事もあるでしょうが、多数の生命を預かる巨大組織のマネジメント力、採算意識、先端医療機器への投資、製薬会社との共同研究、新分野への研究など、場合により医療訴訟もあり、”象牙の塔”の大学の中では突出して、医学部はリーダーシップが問われますね。
荒川先生の登場は、母校、大阪にとって、非常に幸いだと思いました。