喜左衛門ブログ:President Blog

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2017年11月1日 (水)

韓国の研修団が“近江商人発祥の地、五個荘”に来られました。ヽ(^。^)ノ

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今週の月曜日、「三方よし」の出前講座、はじめてハングル文字に挑戦しました。

今回は、韓国の同伴成長委員会(共に成長を・・・の意味)研修団が来日され、「三方よし出前講座」を引き受けました。
サムソンはじめ韓国の企業の方々25名が貸し切りバスで五個荘へお越しになりました。
“友、遠方より来る、亦、楽しからずや”・・・との中国のことわざを思い出しました。
本音は、初めての韓国人への講座で「ホンマに大丈夫かいな??」と不安でしたが・・・

講座の会場は五個荘のコミュニティセンター(元・福祉センター)です。
ハングル(韓国語)のパワーポイントを使って、1時間半の講座・ディスカッションを行います。
漢字が全くない記号のようなハングル文字のパワーポイントの画面には面喰いましたが、そこは強心臓で通訳さんを介して愛嬌よく元気に始まります。

果たして、小生の話の内容(三方よし)、言葉が通じるのか??

ハングル文字で書くと「三方よし」はかようになります。


「三代の図」の掛け軸の話(親は苦労し、子は楽して、孫は乞食する)は、中々意図が通じません。

創業者の埃(ほこり)だらけの奮闘ぶりが匹夫(下僕)に映るようで、2代目が長者に見え、3代目が仙人(乞食)と解釈するのか、どうも家訓の意図がうまく伝わりません(>_<)
日本、中国、韓国・・・明らかに文化の違いがありそうです。
限られた時間で、ややこしい事はスルーしてマイペースで講座を進めます。

そこで「父のちびた鉛筆」の話・・・・

これは、通じました!!「親父のちびた鉛筆」は世界共通のインスプレーション(勤勉、倹約、集中力、親の愛)です。
ヽ(^。^)ノ

 

五個荘のコミュニティセンターからバスに乗って移動し、五個荘の拙宅へお越しを頂きました。
近隣の近江商人屋敷、近江商人博物館など公共施設は、月曜日で休館です(>_<)
昔の日本建築には非常に興味を示され、拙宅の座敷、掛け軸、昔の広い台所、昔の風呂場など、興味津々の様子でした。
拙宅の庭園にお越しを頂きました。

庭園の中にある離れ座敷です。

築山の貝塚伊吹(巨木)に興味があるのか築山に登られました。

この頂上にて数人で記念撮影!

25人全員と集合写真です。

離れ座敷で、お茶とお菓子で25人で座談会・・
色々な質問がありました。
企業経営者の悩み事は、後継者の事、事業の将来、家の維持費など千差万別です。
名残は尽きませんが辺りが暗くなってきて、いよいよ、さようならです。
バス駐車場まで10分間歩いて、お見送り。
バスのステップで固い握手をして、お別れをしました。
出発するバスにいつまでも手を振っていました。ヽ(^。^)ノ
ひとときの草の根の日韓親善を感じ、寒い田舎道を心がポカポカして帰宅しました。