喜左衛門ブログ:President Blog

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2017年12月1日 (金)

最高にエキサイティングした上海\(^^)/その1

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先週の土曜日から火曜日まで上海に行きました。
上海の中欧国際工商学院(MBAコース)にて中国人の企業家向けのセミナーがありました。(出版社「家族企業」と学院の併催)
立派で雄大な学舎です。

中国のビジネススクールは上海の当校と北京の長江工商学院が双璧です。
全寮制で教授陣が素晴らしく、卒業生が沢山、実業界で活躍しております。
ハーバードビジネススクールとよく比較されます。
今回のテーマは「事業承継」で、日本からも4名の講師が招待され、私も家内と一緒に上海に来ました。
ポスターに世界からの講師陣を集め小生もその一人です。

いよいよフォーラムの開始です。

莫教授の講演・・・「新時代の中国と世界の経済展望」

A.G.Auchan氏の講演・・・事業承継について語りました。

H.M.Jebsen氏講演・・「1つの願い、2つの家族、120年の道」

感動的な2つの家族による共同経営の道のりでした。
インドネシアの実嘉グループの黄世偉代表の講演は感銘を受けました。
パネルディカッションです。

左が李教授、グロリン、黄世偉、ジェブセン、曹慰徳、エーゲン(エノキアンクラブ代表){敬称略}
巨大なパネルに家内と金色の署名をしました。(指先にサインがあります)

夜は大晩さん会です。
ホワイエに「積善の家に必ず余慶あり」が飾っています。
これは、拙宅の家訓でもあります。(儒教の五経の易経の一節)

京都の弊社には年間千人位の中国企業が研修に来訪され、大勢の旧知の人が学院にこられ再会しました。

いよいよ優秀企業の表彰式です。
「家族企業」社の李代表のスピーチ


600人位の人が晩さん会に出席です。
表彰の立派な花瓶がトロフィーです。


熱狂的な表彰式でした。
アリババの若い副社長が、「アリババのネット上のプラットホームと、このビジネスクールなどが持つ企業・人材ネットワークのプラットホームと、タイアップ」をアピールして大拍手でした。
アトラクションの中国楽団です。


飲んで騒いで賑やかな宴会でした。
しかし、宴会は午後9時半にピタリ終了し、そこから夜11時まで講義が続きました。

 

私のセミナーの登板は明日ですので、時間をぬって上海見学に行きました。
豫園(明の時代の建物と庭園)を見学しました。


左側の狛犬がどういうわけか、皆、傾いているのです。

いたる所に「社会主義の核心的な価値観」として、この12の項目が掲げられています。

老城皇廟・・・昔の中国の神さんで文化大革命以降、復活しました。


豫園の前の池のほとりにある「湖心亭」(茶藝館)です。

中国茶の文化は深く、その種類、飲み方も色々あり、豫園の湖心亭は昔から有名です。


菊茶は香り高く素晴らしい味わいでした。
豫園は日本の浅草寺の仲見世、清水寺の五条坂の門前市のような賑わいです。

夜になり、地下鉄に乗り上海の商業施設の見学をしました。


肝腎のショッピングセンターは、アリババなどのオンラインショッピングに押されて閑散としていました。
中国の社会の変化のスピードは日本の3倍速ですね。
外灘[ワイタン]のある南京東路あたりに来ました。
居留地の頃のアンティーク(120~130年前のビル)な石造りの建物街です。

東方明珠広播電視塔の夜景です。

後記
明日は日本講座があり、小生の出番(講義とパネルディスカッション)です。
夜更かししないで早く寝ましょう・・・(^_-)-☆