喜左衛門ブログ:President Blog

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2018年9月25日 (火)

生命の森、屋久島に行ってきました。

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先々週の3連休に6回目の屋久島へ家内と二人で行きました。伊丹発のプロペラ機(ボンバルディア製の48人乗り)で出発です。

離島は滑走路が小さくプロペラ機しか離発着ができません。
プロペラ機は少ない燃料しか積めないので、最長距離が伊丹―屋久島なのです。
1時間半かかり、亜熱帯の屋久島に到着しました。

屋久島のホテルは南国そのものです・・・

ハイビスカスが満開です。

いよいよ屋久島トレッキングに出発です。
屋久サルが沢山、生息しています。
屋久サル、屋久シカはそれぞれ1万数千頭、人間は1万人程住んでいます。
こうして道路や山中にも人を怖がらずに共生しています。

太忠岳が見えてきました。塔のようなトンガリ岩(右手)は花崗岩で30メーターほどあります。

屋久島は巨大な円錐形の島で、海岸べりは亜熱帯、2000メーターの山頂は亜寒帯で雪が多い山岳地です。
宮之浦岳はじめ、屋久島には名立たる名山が多く、九州のベスト10の高山の大半は屋久島にあります。
ヤクスギランドに到着です。指先が現在地です。

屋久島は、車で回ると3時間位かかる大きな島です。
信号機もあり、小学生の交通教育用だそうです。
栂のマツボックリです。これは下界ではすぐに開きましたが・・

ここから、人がいないエリアに入ります。
屋久島は島全体が花崗岩でできており、急こう配な岩場ばかりです。

渓流は水の流れが速く澄んでいて、プランクトンがおらず魚の気配はありません。

屋久杉の木目の細かいグリグリです。

やっと奥地まで入ってきました。
「ひげ長老」って命名された屋久杉です。

2000年に屋久杉の名前の応募があり、竹ノ内あゆみさん(中学1年生)の作品です。
どんどん奥地に入って行きました。
神秘的な生命のオーラがあります。

屋久杉は1000年以上の樹齢を誇り、樹齢2000年、2500年の屋久杉が沢山あります。
長久の生命力がこの屋久島に宿ります。
蛇紋杉です。

踊り狂う大蛇の迫力があります。

携帯トイレブースです。

屋久島は立小便、野ウンコは禁止です。
つまり携帯トイレ(大人オムツのようなもの、500円)を使って、このブース内でトイレをすませ、大小便は下界に持って帰るシステムです。
屋久島のエリア内は、苔は踏まない、ゴミは捨てない、トイレの持ち帰りも徹底しています。

苔むした屋久島の奥地は神が宿っていそうです。
宮崎駿の「もののけ姫」の舞台になった屋久島の森です。

屋久島は、みんなの気持ちがやさしくなりますねぇ・・

屋久サルも親子仲良く毛つくろいをしています。

神秘な森が続きます。

世界でも稀な多雨地域で清流が勢いよくほとばしっています。

仏陀杉です。

屋久島のガイドの菊池さんです。

菊池さんには、屋久島の自然について毎回、色々と教えてもらっています。

千尋の滝です。

屋久島の光景を目に焼き付けて帰途につきました。

沢山の発見と、自然と人との関係を考えるチャンスが頂けるひとときです。
健康な体力さえあれば、五体で満喫できる天国の味わいですね。
また、来年も屋久島にくるぞヽ(^。^)ノ