喜左衛門ブログ:President Blog

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2018年9月26日 (水)

近江商人と芸術

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早朝の兄弟プレゼン大会のひとときです。
今日は、近江商人が身に着けるべき「たしなみ」についてです。
金儲けのみの商家が、代々、続いた話はあまり聞きません。それは当代限りの分限者(金持ちのこと)かもしれません。
やはり三方よしの精神で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」のバランスは必要なのでしょうね。
そこで、きもの・宝石などを販売するには、芸術は、人づきあい、人生の潤いとして大切なことではないでしょうか?・・・ということで、今日は芸術のプレゼンテーションです。

まず、1番バッターの立候補は、塚本大二郎常務・・
彼はピカソ(1881年―1973年、スペイン人)について語りました。
ピカソの暗い19歳の青春・・・青の時代(1901-4年)
恋人ができた・・・「バラ色の時代」(1904-7)
ゲルニカの時代(1937年作)・・反ナチの姿勢が明らか

・・かようにピカソの人生は流転し、作風も時代に合わせてどんどん変わり・・・風雲の天才児・・・ピカソの面目約如たるところですね。
そんなピカソの破天荒な姿に塚本常務は魅せられたのかもしれません。

晩年の作品

ピカソの「ケンタウルス」(ギリシャの神話)を持つ塚本常務。勿論リトグラフですが・・

英雄好きの塚本常務らしい芸術論よりも「ピカソの英雄論」でした。ヽ(^。^)ノ

2番バッターは塚本由貴室長(専務の嫁)

現在、専務夫婦は大山崎に自宅があります。(アサヒビール大山崎山荘美術館の隣家)
テーマは、「民芸運動」

柳宗悦、河井寛次郎、バーナードリーチ、棟方志功、金城次郎など、民芸活動の主役について語りました。
ビール王、ホテル王と呼ばれた山本為三郎(1893-1966)は、アサヒビールの創業者であり、民芸活動のよき理解者でありコレクターでもありました。
大山崎山荘美術館は、まさに民芸のコレクションの巣窟でもあるのです。
ツカキスクエアにも、棟方志功、金城次郎などの作品が沢山あります。
「反・民芸運動」について
白洲正子や北大路魯山人は、非常に厳しいことを言っています。

なかなか、室長らしいワサビの効いた民芸運動のレクチャーでした。(^O^)

3番バッターの塚本喜世志専務は、「西陣織美術工芸あさぎ」事業部の責任者でもあり、今年のあさぎのテーマは、「横山大観生誕150周年」にちなみ、横山大観を取り上げました。

大観紅葉の丸帯が登場し、小生が手助け(^_^;)

これはその原画の一部です。

みんな話に聞き入ります。

横山大観の人生について、屈折した歩みですねえ。

「東の大観、西の栖鳳」と言われた竹内栖鳳の作品

京都画壇の大家、上村松園の作品。

朦朧(もうろう)体の大観の画法にふさわしくもうろうとした大観談義でした(^_^;)

トリは塚本喜三郎次長(京都和装の執行役員)は、「琳派とジャポニズム」です。

話は、琳派から狩野派に及びます。

狩野派の英雄、狩野永徳(安土桃山時代)は、信長、秀吉に気に入られ城の襖絵(ふすまえ)を描き、画壇を牛耳り、また、狩野一派はその後も絵師の専門家集団として生き延びる術に、塚本次長は共感したようです。

琳派の話は消え、狩野一派の話が重点です。
「琳派とジャポニズム」のテーマはどうなったんや??

皆で感想を述べあいました。(^_-)-☆

にわか仕込みの芸術論で、お恥ずかしいしだい・・・<(_ _)>
でも、十分に芸術の秋にふさわしい豊かなひとときでした(^^♪