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喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年1月23日 (水)

ツカキグループ役員の綾部・京丹後へのバスツアー

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先週、京都府の綾部市と京丹後市へ、ツカキグループ6社(京都・東京)の役員24名が集り、午前中は会議、午後から貸し切りバスで研修ツアーに行きました。
正午出発で昼弁当をバスの中ですませ、車中で周さん(中国籍の弊社女性社員)から、中国の事情とインバウンドについてのレクチャーです。
各社から質問が飛び交いました。
周さんはそのまま、京丹後市の網野の「西陣織美術工芸あさぎ」の機場(はたば)へ直行

◆役員は、綾部のグンゼ本社に到着し研修です。

実は、昨年11月に京都商工会議所の企画で見学し感銘をうけたグンゼさんを役員と一緒に再訪しました!(^^)!

グンゼの繭・生糸の昔の倉庫が続きます。

グンゼ旧本部(文化財)で研修です。

グンゼ博物苑 吉川智美苑長からのレクチャーです。


吉川さんは人間味あふれる方で、実に楽しい有益な勉強をしました。

”蚕都”(絹の王国)をめざす綾部の50年前の未来構想・・壮大な夢と実現力があります。

創業者、波多野鶴吉さんの銅像の前で塚本専務

大正3年、第1次大戦後、絹糸の大暴落があります。

危機に感じたグンゼ社員が社長に自ら給与の引き下げを嘆願しました。すごい(@_@;)

創業者、波多野鶴吉夫妻

大正皇后が下賜された蚕(白い虫)のレリーフがある七宝焼の作品

讃美歌がうたわれたオルガン、グンゼの創業者ら幹部はクリスチャンなんです。

祖業の養蚕から、生糸のできるまで・・今はグンゼは絹製品は扱っていません。

次の柱、ストッキングやブラジャー

この製品はニットで編んでますが、縫い目はありません。

現状の最大の稼ぎ頭・・メディカル部門

人工関節、人口皮膚など世界の尖端企業として頑張っています。

◆京丹後市の京都府・織物・金属機械振興センターを訪問しました。
府の職員さんの説明・・・生糸の経糸(縦糸)用のかせを作っています。

丹後は日本の絹織物の最大の産地です。

ジャガード織機のコントローラーについて

弊社の「西陣織美術工芸あさぎ」の1800口ジャガード織機もフロッピーディスクからUSBへ更新しています。
(写真のコントロールボックス)


レピア織機のレピア(斧)が、シャトル(杼、ひ)の代わりに緯糸(よこ糸)をつかみに行って緯糸を縦糸に織り込んでいきます。


あさぎのジャガードは優秀な織機ですが、生地幅が72㎝しかなく、服地、インテリアには不向きです。世界に打って出るには、生地幅の問題は解決すべき課題です。
ジャガードのふくよかな織物の味、レピアの高速で時代にあった機能性、悩ましい課題です。

◆丹後から帰りのバスの道中は、京丹後市→京都市(2時間半)で、豪華(?)弁当で宴会です。
塚本専務が乾杯の発声「お疲れさまでした。明日から頑張りましょう!」乾杯(^_-)-☆


楽しい修学旅行のようなバスツアーでした。ヽ(^。^)ノ

 

後記
・グンゼの「郡是」(もともとの社名、「社是」のような意味で綾部郡の郡是)が示すように、地域貢献を第1に考え、世界一の品質を目指して起業しました。
近江商人の三方よしの世間よし(地域貢献)に通じる理念です。
・グンゼはキリスト教精神に基づき勤労奉仕で世の中の役に立てることを喜びとしました。
近江商人は仏教の教えに基づき仕事をすることを菩薩道と思い、人の為、世の為に身を粉にして働くことを人生の最大価値と考えました。
弊社とよく似た道徳律をもつグンゼは、小生の価値観と共鳴しました。
グンゼの成長志向と三分法経営は、弊社の手本となるものです。

京都府・織物・金属機械振興センター(京丹後市)は、織機を操る企業として、染色業(インクジェットプリンター)に携わる企業として、モノづくりの先進性について大いに学ぶことが多く、リアルな勉強になりました。
色々とご教示ありがとうございました。