喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年3月5日 (火)

「認知症は治るか」・・・・切実な話題ですね(^_-)-☆

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先週の金曜日の夜、ホテルニューオータニ大阪で母校の小さな集いがありました。

まずは、荒川学長の挨拶とスピーチです。

ともかく話が大阪のノリで面白いんです。

2025年の大阪万博の話題です。
万博の学術アンバサダーの山中伸弥先生(市大医学部博士課程卒業)と荒川学長(市大医学部)です。

山中伸弥先生(IPS細胞)は大阪生まれで、大阪マラソンでも大活躍で元気な大阪のシンボルでもあります。
「ボケずに健康長寿」は、荒川学長と万博と共通テーマです。

万博で学生パビリオンを作ろう・・・

夢は、2020年オリンピック、25年万博、50年・・・へと広がります。

荒川学長のお気に入りのキャラクターです。


これでも荒川先生は全国81医学部会議の会長を務めた医学学会のボスのなのです。
アイデア豊か、行動的、人脈は縦横無尽・・ともかく桁外れの大人物です。

さて話題は、グローバル人材の育成です。
市大4回生の武田君(商学部)の登場です。

彼の留学体験はなかなかのものです。

彼は1年間、中国の深圳大学に留学し、勢い余って深圳の会社に就職し、中国人の彼女と一緒になるような気配です。
さすがに、大阪のノリであります。

さて、いよいよ「認知症」の登場です。

保野陽子先生(市大理学部助教、物質分子系専攻)の講演です。

「カイコ冬虫夏草」が生薬として認知症に効くそうです。

90歳の男性老人がコンビニで310円の買い物で、レジで1万円札を出し、「細かいのはありませんか?」と言われたら、
お金のトレイへ財布から小銭を全部出してレジの人に310円を取ってもらっていました。
その老人がこの生薬を飲むと、自分の財布から310円を出すようになりました(^O^)

保野先生は、この薬草を化学分析して、ナトリードという化学分子を発見しました。


素晴らしい発明ですねヽ(^。^)ノ

私の後輩の相良暁(S58年商学部卒)さんは小野薬品工業の社長ですが、
「オプジーボ」を世に出し大成功しました。

創薬はとても困難な事業ですが。認知症に効く薬は是非、世に出して欲しいですね。

全学同窓会長の児玉先生の乾杯のあと、パーティーとなりました。
保野先生と児玉元学長は、同じ理学部仲間で和気あいあいに話をされていました。

本日のスピーカー(武田君、保野先生)を中心に同じテーブルの方々とご一緒に・・・・

荒川学長と藤野さん(有恒会の京滋支部の幹事長、公認会計士)

藤野さんは大学の理事を務められ大功労者です。

ホテルニューオータニ大阪のロビーでは華やかな春の雰囲気でした。

大学の集いに参加すると、いつも大きな学びがあります。
・わかものの価値観、時代の勢いを感じます。
・学術がむかう方向性、風向きを感じ、次の時代を予感させます。
・偉大な先輩方、仲間、後輩と出会い、友達が増えます。
一生青春、死ぬまで勉強したいですねヽ(^。^)ノ