喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年9月7日 (土)

人気の大阪「寺西家、阿倍野長屋」を訪問

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日本で唯一、長屋で国・登録文化財に指定され、
大人気になっている阿倍野長屋(昭和8年築)を訪問しました。


レストランやギャラリーとして商業利用されて人気のスポットになっています。
所有者の寺西興一さんは、この辺一帯の大地主さんで、ご自宅や貸しビルを持っておられます。

蔵は、居酒屋さんが活用されています。

貸しビルは色々な個性的なお店が入居されています。

ここに「国・登録文化財、全国所有者の会」(略称;全登文会)の役員が集まりました。
この「寺西家住宅&阿倍野長屋」のオーナーである寺西興一さんが、
大阪・登文会の会長であり、全国登文会の理事長となりました。

大阪市阿倍野区の下町風情を見学しました。
黒壁の質屋さんの蔵です。(登文)

由緒ある熊野街道です。

昔、紀州の徳川家のお殿様も和歌山から泉州を通り、
ここを通って大阪~江戸へ行ったようです。(徳川吉宗将軍は紀州ですね)

陰陽道の阿倍清明の生誕地です。

安倍清明神社



この神殿も登録文化財です。
阿倍野区だけに安倍清明は深く関係しますね。

寺西興一理事長さんのお屋敷です。


大阪市のど真ん中とは思えぬくらい昔の風情があります。
ここで全登文会の正副理事長会議が行われました。

左から、小栗副理事長(愛知登文会)、渡辺副理事長(東京登文会)、
寺西理事長(大阪登文会)、塚本副理事長(京都登文会)、小栗真也さん(小栗さんのご子息)
撮影は青山事務局長(大阪登文会)

全国組織作りに向けて議論がされ、定款、HPについて具体的な話が進みました。
若い小栗さん(名古屋大学、院生)からHPのドメインやデザインなど具体的な提案があり、議論白熱しました。

夕食は長屋のレストランで大いに盛り上がりました。


登録文化財の建物の商業利用の一例で、大阪での超人気のスポットになっているようですね。
大阪の阿倍野区は近鉄百貨店のあべのハルカスには商用でよく来ますが、
阿倍野区の昭和町や阪南町のこの辺には来たことがなく、昭和の初期にタイムスリップしたようでした。

「あべの」はどれが正しいの?
「近鉄あべのハルカス本店」は、阿倍野区阿倍野筋にあります。
近鉄の駅名は、阿部野橋駅です。 JRは、天王寺駅ですが・・・
地下鉄は天王寺駅ですが、隣接に阿倍野駅があります。
近くの安倍清明神社があります。
安倍晋三首相、安倍川餅、阿部さん、阿倍さん、色々とありますね。
大阪の地名はややこしい・・・・