喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年12月2日 (月)

紅葉の季節、西教寺と東福寺

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11月、大津市にある天台真盛宗本山の西教寺さんへ行きました。

紅葉が最高の季節です。

今日は、大阪の小泉グループの創業家の小泉重助さん、陽助さんとご一緒です。

小泉家は代々の天台真盛宗の信徒さんで、西教寺さんは大歓迎で前阪執事長さんがお出まし頂きました。
西教寺さんは重要文化財を20点ほど所持され、西教寺さんの境内の塔頭は
登録文化財のお寺が沢山あり、前阪執事長さんは文化財の守護者であります。!(^^)!


小泉家は五個荘出身の立志伝中の近江商人で創業1716年(303年前)の老舗です。
大阪が本拠地で、小泉グループは小泉㈱の繊維事業、小泉産業㈱は電気製品事業、
小泉成器㈱はプラスティック成型製造事業の3分野からなる大きな会社です。

創業家の小泉さんとは、NPO三方よし研究所の同志であり、登録文化財の所有者仲間でもあります。
私は文化財を守る活動をしており、滋賀県での文化財保護活動のミッションを担っています。
天台真盛宗の開基は聖徳太子、中興の祖は真盛上人です。(写真)

今日は前阪執事長さんより色々と教えて頂き、非常に勉強になりました。

帰りに西教寺さんの紅葉を満喫しました。

西教寺さんの山内の塔頭(本山のおひざ元の格式の高い寺院)も軒並み登録文化財となっています。

大津絵のぼんぼりはいいですねぇ(^_-)-☆

坂本の穴太衆(あのうしゅう)の石積みです。

この辺は町並み保存地区(重要伝統的建造物群)に指定されています。
滋賀県では、「大津の坂本」と「近江八幡」と「五個荘」(東近江市)の3か所が町並み保存地区です。

11月末に京都の東福寺(臨済宗の東福寺派大本山)の
方丈でワインパーティー(ロスチャイルド主催)がありました。
東福寺は、1236年(鎌倉時代)から19年かけて創建されました。

夜は更けて、ライトアップで紅葉の海は幻想的でした。
特に、通天橋から見る本坊と紅葉は目を見張る美しさでした・・・

紅葉の通天橋

本坊の庭園は、重森三玲(1896-1975年)が昭和14年(1939年)に作庭したものです。
鎌倉時代の質実剛健な禅寺様式と、現代芸術の抽象的構成を取り入れた
近代禅宗庭園の代表として広く世界に知られています。

八相の庭(南庭)

向こうに三門(国宝)が見えます。

西庭。さつきの刈込みと葛石(かずらいし)により、四角区切り市松模様に図案化しています。

北庭。苔と敷石を市松模様に組んでいます。

東庭は、照明が薄く省略(北斗七星の庭)
素晴らしい東福寺の紅葉でした。

心あらわれるひとときでした。