喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年2月3日 (月)

「三兄弟+ビジターの勉強会」は、面白かった!(^^)!

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今年の勉強会は、ズバリ「CEO養成勉強会」です。
朝7時から1時間余り集中します。

今日のビジターは、大木君です。

大木君、なんか、“虎の穴”に入るような緊張感のあるご挨拶です。
大木君の実家は繊維卸売業をしています。
学卒後、某信託銀行で5年間務めた後、修業のため弊社に入社しました。
それから3年目、すっかり呉服業界、弊社にも溶け込みました。
ところが、先月、突然、大木君の父君が早逝されました。
それで、本日の勉強会にお招きしました。

さて、小生の話です( ^)o(^ )

「近江商人とは何だっけ?」って話になりました。

① 「商人(あきんど)の腕前」をしっかり持つこと。
売上や荒利益率、経費そして、利益をコントロールできる力があること
在庫、売上債権が効率的に管理できる・・・これらは、絶対条件でしょうね。
② “CEO(会社責任者)の役割”を果たす・・・
全体のバランスがとれ、問題点にメスを入れ、強いリーダーシップがあること
剛腕のCEOの権化は、「カルロス・ゴーン」かも知れません。
しかし、彼の強欲、不見識は、非難の的です。
③ 「人間性」が問われます。
三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)を体現できる人間性が必要です。
山折哲雄先生(京大、哲学)の言、「正義を振り回す人より、義理人情の人は信用できる」
これは全く同感できます。

副社長(長男)の意見です。

副社長(喜世志)いわく「CEOはアホな失敗したら身銭を切る覚悟が要る」
弟たちは、「そりゃ、傲慢だ」
大木君は、「それはコンプライアンスの問題です」
大いに議論が沸き上がりました。

塚本専務(大二郎)は、「近江商人の三方よしの実行」と結果責任(純益)を語ります。
「赤字の役員減給は辛いなあ・・・」

マクドの100円コーヒー・・私の本音・・ちょっと分量が多すぎるなぁ(>_<)

塚本次長(喜三郎)は「経営姿勢としてサステナビリティー(持続永続性)」を説きます。

彼の話は、正論ですがレクチャーっぽいのが珠にキズですねぇ・・

◆経営者の人間像とは・・・
ここで私の「自分イメージ」
・・・自分に対して正直な人
・・・ちゃっかりしたワルい人
・・・社会的に正しい人

私の共感する経営者は?
柳井正(ユニクロ)、孫正義(ソフトバンク)、永守重信(日本電産)さんですね。
彼らはグローバルで未来構想力が大きく、その事業は社会にとって必要な存在ですね。
でも、ちょっとワルくて、自分に対してとっても正直ですね。
しかも、目立ちませんが彼らは巨額な社会貢献活動もしていますね。

大木君は信託銀行でクライアントの財産信託、不動産の売買にも関わりました。
また、塚喜商事では、小売店さんの立場、きもののお客様の心がよく判りました。

きっと、彼はいい経営者になるでしょう。今年の年末まで頑張ってくれるようです!

大いに議論が沸き起こりましたが、ここで時間切れ
来月のお楽しみとなりました。

 

後記
ひょんなことから表彰状を頂戴しました。
ここは淀屋橋の日本銀行大阪支店(辰野金吾設計、明治36年)

その前に大阪市役所があります。

授与式と記念撮影です。


松井一郎市長(維新の会代表、前知事)
せめて愛想笑いでもして欲しいなあ・・