喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年4月13日 (月)

新潟、十日町は、素晴らしかった!

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新潟市の中心地、古町(ふるまち)にある三越・新潟店が先月末に閉店になりました。
ツカキ㈱は永年、このお店のファーサロンでお世話になり大勢のお客様に愛顧頂きました。
三越様と相談の上、お客様の応援で、アフターのためにも新潟に店を出すことになりました。
旧・三越様の斜め前に「古町ルフル」が今月から開業しました。


古町地区の活性化のために、新潟市役所の別館が「古町ルフル」に入居(800名の職員)し、三菱UFJ銀行や金融機関、信用保証協会など、多くの会社が入居します。

この「古町ルフル」の1階にサロンをつくりました。


左は田邊店長、スタッフの大野、本社より営業マンの渡辺、村上部長

店内は、ファー、レザー、婦人服、バッグなど・・

新潟市のコロナ感染者は少ないですが、静かなスタートとなりました。
お客様からたくさんのお花を頂き、誠にありがとうございます。
感謝の宴を予定していましたが、順延としました。
息長くお客様のために精進しますので、よろしくお願いします。

丁度、同じ日に十日町(新潟県)で、年1回の新作展「十日町きものフェスタ」が開催され、小生も品評会に参加しました。
十日町市は同じ新潟県とはいえ、新潟市から電車で1時間半かかります。
クロス10(十日町地場産業振興センター)で催されました。

コロナで慎重に非常に自制された品評会でしたが、さすがは伝統産業の力作揃いでした。
十日町織物工業協同組合の吉澤理事長に挨拶ができました。
当然ながら、東京、京都からの呉服業界の方はとっても少なく、小生は参加させて頂きよかったと思いました。

十日町の染織業の各社を訪問しました。
◆㈱関芳本社です。
力作が壮観に並びます。

関口社長さんとご一緒に

十日町は進取の気性に富み、一貫生産、他業種への取り組みなど学ぶことが沢山あります。
関芳さんは、東レとのコラボでオリンピックの水着などの染色、有名なアパレルメーカーの手捺染のプリント服地を製作し、多くの先鋭的な取り組みをされています。
社長さん、息子さんとも色々と話ができて幸いでした。

◆㈱瀧泰の本社を訪問しました。
滝沢社長さんです。

瀧泰さんのビルは一部のスキもなく、商品、業務も素晴らしいものです。
旧知の社長さんとは、腹を割ってコロナショックや色々な課題に議論が集中しました。
とても楽しい有益なひとときでした。

◆㈱はぶきさんの黒留袖の加工場です。

弊社の発注分の黒留が板場で制作中でした。
葉葺(はぶき)社長さん、富澤常務さんと、はぶきさんの「染色、メンテナンス(悉皆)、きものレンタルの物流の受託業務」のラインなど、多岐にわたって見学させて頂きました。
葉葺社長さんとご一緒に記念撮影

はぶきさんは、コロナショックの「コ」の字も感じさせない本業への精励ぶりには感動しました。

非常に学びの多いひとときでした。
十日町の産地の皆さん、頑張ってください!!
ありがとうございました!(^^)!