喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年5月15日 (金)

コロナ自粛明けが近づいて・・・

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ご一緒に、もう一度、パンデミック(大流行病)について考えてみましょう。

さて、歴史は繰り返すわけではありませんが、非常に多くのヒントを含んでいます。

1348年は日本では、南北朝のややこしい時代。
欧州では、教会の権力が強く、モンゴル帝国が侵略したり、まさに暗黒の中世であります。
そこへペストが流行し、農奴は多くが死に領主は没落しました。
都市部は貴族や富裕者も死に空き家が沢山でました。
力のある自営農や商人は金で畑や店・屋敷を買い取り一気に時代は変化し、アフター・パンデミックは、なんとルネッサンスになりました。


第1次世界大戦(1914-18年)の後半に、アメリカはモンロー主義(孤立主義)でしたが、帝国主義の高まりの中、ついに参戦し1907年、欧州に米軍を派遣しました。
このとき、米軍はインフルエンザのウイルスの持ち込み、欧州全体の戦場から市民へ流行しました。(19億人の地球人口のうち、5億人が感染し、4000万人が死亡)
死亡率が高い流行病なので軍事秘密をされましたが、中立国スペインにも流行し、自由なスペインから報道されたので、「スペイン風邪」という不名誉な名前になりました。
いつの時代もパンデミックは極秘にされ、政治家が利用する材料となりますねぇ。


習近平も昨年12月の武漢での流行のはじめは極秘にしてあとで世界のひんしゅくを買っています。
5年に1度の全人代(日本の国会)は3月開催予定が5月に変更されました。
習近平は、全人代で、コロナ戦争に勝利を宣言し、自由主義陣営に比べて、習近平率いる共産党の統治力の正しさを共産党員、中国人民へ強くアピールするでしょう。


小池百合子さんは、来月から選挙。
安倍晋三首相は、東京オリンピックを成功させて今年の秋に総選挙をするつもりだったでしょうね。


トランプ氏は、中国に対して武漢のウイルス発生と大流行の責任を追及していますが、100年前のスペイン風邪はアメリカのために世界で4000万人が死亡しましたよねえ・・・


世界の補助金と資金注入の大競争で各国は膨大な政府債務を負いました。


商人として商いを優先させたい気持ちはわかりますが、怖れは大切ですね。


日米中でスピード感が違いすぎますよねぇ・・
日本が100とすると、アメリカは200、中国は500ですね・・・
人間・社会の本質は、「人は場を同じくして本音で語り合い、異論と創造的破壊を尊び、酒を汲み交わして意気投合する」
我々の商いは、「五感を使ってお客様の気持ちを察し、相手の心をつかむこと」にあります。


ステイホームで巣ごもり、外食しない、店に行かないという今の困った生活習慣。
小生も自粛疲れ、ZOOM疲れをしています”(-“”-)”


カネとストレスが溜まりすぎた・・・


新興国の感染・・・ロシアが日に1万1人で急ピッチ
とりわけブラジルが1万人・・・すごい勢いで増えており今や18万人(日本は1万6千人)
ブラジルのボルソナロ大統領は、経済封鎖をした知事に対して「単なる風邪だ!」と決めつけて怒鳴りました。
つまり、経済封鎖は貧困層では飢えて暴動なるので、開放を迫ったわけです。
医療体制が貧相で医療崩壊は目の前の現実です。
・・・しかし、アマゾン流域は昔からデング熱など感染病で多くブラジル人は慣れているとも言えます。平均寿命を調べると75歳あり、なかなか、優等生の国なのです。

呉服屋さんには・・・・

百貨店さんは・・・・奥様方は百貨店に行ってお買い物したくてウズウズしておれらます。
特に外商客様は、「おカネとストレスをため込んで、散財して憂さを晴らしたい」と思っておられる方が沢山おられます。
お客様のコロナへの警戒心、怯えに寄り添いながら、衛生第一で心に寄り添って商売をしましょう。
そこは宝の山ですね!(^^)!