喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年8月1日 (土)

「黄金の織物展」開幕しました。

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西陣織あさぎ美術館(ツカキ・スクエア京都)では、先週より「黄金の織物展」(定休は月曜日)が始まりました。

尾形光琳(1658-1716)の巨大な黄金の西陣織「紅白梅図」(原画は国宝)

モダンアートの「絹と黄金の茶室」(橋口新一郎作)

俵屋宗達(?-1640頃)の「扇面流図」を西陣織で制作しました。

黄金の打掛(尾形光琳の紅白梅図、西陣織)

丸帯の色々

俵屋宗達の「風神雷神図」屏風(原画は国宝)

狩野探幽(1602-1674)の「竹虎図」と「雲龍」

前田利家(1538-1599)とまつ(1547-1617)の夫婦の肖像

クロード・モネ(1840-1926)のすいれん・・・を11メーターの西陣織の屏風で表現
■朝のすいれん

■昼のすいれん

■夕方のすいれん

モネのすいれんを題材に丸帯を制作しました。

横糸で使っている色糸


手前が朝のすいれん、向こうが夕方のすいれん

印象派の油絵は、西陣織美術工芸あさぎの題材にふさわしく、油絵具の微妙なタッチが織物で表現されます。
西陣織の職人は本歌(現物)よりも、もっと素晴らしく表現したいという情熱をもって取り組みます。
ゴッホ(1853-1890)の作品

ひまわり(ゴッホ)

仏教美術は、「西陣織美術工芸あさぎ」の最も得意とする分野です。
普賢菩薩(純金引箔)

弘法大師

黄金の糸を使いながら、弘法さんの達筆、名文も実にリアルに再現します。

来迎十三仏

日本昔話

西陣織美術工芸あさぎの裂地(きれじ)を使い、また、鳴滝クリエイティブセンターの友禅工場で作った京友禅のぼんぼりは大人気です。

また、ごゆっくりお遊びにお越しください。
大歓迎です!(^^)!