喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年12月11日 (金)

コロナの中、母校とのきずな

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コロナ禍で、社会活動(社団法人、NPO、地域活動、同窓会など)が休止しているケースが多いようです。
今月、コロナの中、母校の創立140周年の記念イベントがZOOMでありました。

我が母校は、全学の学生数は8300人の小世帯の総合大学(商・法・経・文・理・工・生・医)で、小生も大学の教育後援会(学生支援)や同窓会活動をしており、入学式や卒業式にいまだに出席し、歴代の学長さんとも仲良しです!(^^)!

冒頭、荒川学長がZOOM挨拶。学長は大阪の人気者でマスコミにもよく登場します(^^♪
ともかく面白いボケと突っ込みの名手なのです。

西沢理事長の祝辞(公立大学法人大阪、前学長)

三代澤アナウンサー(同窓)が司会進行です。

おごそかに進行していきました。
商都、大阪にふさわしく母校は大阪商科大学が前身で、大阪の産業界の隆盛を支え創立140周年を迎えました。

荒川学長から山中伸弥先生へ特別表彰(第2号)がZOOMで授与されました。


ちなみに第1号は、南部陽一郎先生(市大理学部、ノーベル賞受賞)

◆記念講演は、山中伸弥先生「ips細胞の進捗と今後の展望」です。

山中先生が医師になろうと決意したのは、お父さんの急逝であった・・

山中伸弥先生は、市大の医学部大学院で山本教授(あとで学長)のゼミで学び、博士号を取られました。

山中先生が院生の時に中々、実験がさせてもらえず、はじめての実験で想定外の結果が得られた!!

この時の自分の予想外の「巨大な喜び」を実感し、研究者に向いている自分を発見したのだそうです。
そしてアメリカへ4年間留学され、イネラリティ先生のもとで研究活動をされました。

アメリカでの体験は、これからの研究活動へ大きな開眼をされ、学問への素晴らしいプロセスだったようです。
「海外で体験し学べ」と仰っていました。
山中先生は根っからの大阪人で、楽天的で活動家で素晴らしいお人柄です。

ips細胞(人口多能性幹細胞)について
医療への応用として、再生医療、薬の開発に役に立つ!!

コロナ細胞への挑戦


コロナの検査体制の拡充と疫学調査の為、京大のips細胞研究所と市大大学院医学研究科との連携をして取り組んでいます。

◆続いて、原丈人さんの講演

公益資本主義

3年前に毎日新聞ホールで、原さんの「公益資本主義」と小生の「近江商人の三方よし」とパネルディスカッションをしました。

欧米の株主資本主義の矛盾について


実は、原丈人さんと家内はいとこ同士なのです。
非常に実りの多い話でした。

◆藤沢久美(ソフィアバンク代表、同窓)の講演

ZOOMながらも、とっても意義深い140周年イベントでありました。

 

◆経済学部の同窓会の経友会の常任幹事会が、梅田キャンパスでありました。
冒頭に、経友会の会長(小生)挨拶
続いて、大阪市の幹部よりの大阪公立大学についての説明

経友会の常任幹事のメンバー

商学部の同窓会の商友会と、我々の経友会が連携して同窓会の提供講座である「商経講座」(連続講座、15回シリーズ)を実施しています。

同窓生の岡本さん(三重交通会長)、尾山さん(アシックス会長)、相良さん(小野薬品社長)などの実業家、荒鹿さん(弁護士)や藤野さん(公認会計士)、若手の起業家、キャリアウーマンなど、多くの同窓が力を合わして後輩のために登壇しています。
学生諸君、青雲の志をもって、頑張ってください!!