喜左衛門ブログ:President Blog

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2021年2月20日 (土)

堀木エリ子さんの講演会とツカキ・グループ役員会

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今週の17日(水)は、京都本社で堀木エリ子さんの講演会を開催しました。
まずは、堀木エリ子さんの著書を事前にじっくり読みました。

実にカッコいい人生なのです。
世界的なアーティストであり、越前和紙の工芸の名人でもあります。
事前に堀木エリ子さんに「西陣織あさぎ美術館」を見て頂き、我々も堀木さんの京都ショールームを見学させて頂き、満を持して講演会を迎えました。

◆熱い講演会が始まりました。

スラリと長身で実にスマートです。
誰かが「タカラジェンヌの男役みたいだ」、私は「アスリートの生き方だ」といいました。
堀木さんは、学卒後、住友銀行のOLをし、その後、小田章(呉服問屋)さんの子会社(和紙の企画会社)に就職し苦労をして軌道に乗せ、独立して越前和紙のインテリアの会社を創業されました。

福井の越前和紙の工房で職人さんとバトルをしながら自分の世界を作っていかれました。

これは越前和紙を漉く工程です。


こうぞの材料の砂・ごみをはぶく作業です。
永年の歴史と伝統のある和紙の世界で、新しい事へのチャレンジは断崖絶壁に挑むような困難さがあります。
それを堀木さんは見事に革新して、素晴らしいアートに到達されました。

堀木さんは世界の有名ブランドとコラボして色々な作品をクリエイトされました。
バカラと和紙のコラボの作品を目指しました。

伝統工芸への挑戦の日々を語られる

和紙のアート

トヨタと組んだ和紙の自動車です。

質疑応答で盛り上がる会場
感動的な講演会で涙がでそうになりました。
伝統工芸の中で既成の枠組みを克服し、世界へ飛躍していかれる堀木エリ子さんへ万雷の拍手でした。

◆ツカキ・グループ役員会の模様です。
今回は、出張者をはぶき22名の参加です。

コロナ対策で間隔を十分に空け、広い会場での役員会です(@_@)

先ずは、役員全員で情報交換会です。
成人式が終わり振袖市場について、各業界の得意先の動き、同業者の情報など、色々な質疑応答が飛び交い全員参加の議論で非常に熱気のあるひとときです。
・塚喜商事㈱の今村部長(右)と望月次長(左)です。

社長から、弊社の中間決算(1月末決算)の報告がありました。
売上前年比85%、純益160%、コロナ不況とコロナ資産バブルの典型のような話です。
2月上旬の某百貨店の「逸品展」の情報・・17億円余りの空前の売上で前年比130%・・・・驚くべき数字です。
超高級品がよく売れたようです。
得意先の好調さ、創意工夫に満ちた売り方、商品揃え・・・非常に勉強になりました。

・ツカキ㈱の左から、辻次長、村上部長、塚本専務

1月のツカキ㈱の百貨店等のショップの好調さ(前年比128%)が報告されました。
高額品がよく売れているのです。

・京都和装㈱の白井常務、高木次長

・㈱タムラの大辻部長、吉田次長、塚本室長

・不動産リーシング部の安場次長、マリエクラッセ㈱の藤木常務と杉田部長

マリエクラッセの結婚式はコロナで延期ばかりで、結婚予定のカップルは非常なストレス状況です。
不動産リーシングは、コロナ不況の中ですが、ネイルエステや眉毛エステは絶好調で新しいテナント入居さんが相次いでいます。
・㈱京朋も2名参加しました。
コロナ不況とは思えぬほど活気のある役員会でした。

後記
ツカキグループは、ウィズコロナは徹底して感染防止、ZOOM会議、リモートなど、随分、適応・進化してきましたが、まだまだ工夫が必要です。
アフターコロナに向けての企画が次々と出てきています。
皆様からのご教示、どうかよろしくお願い申し上げます。