喜左衛門ブログ:President Blog

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2021年4月12日 (月)

加藤登紀子ライブとわが青春

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京都の南座のすぐ近くに「キエフ」という有名なロシア料理店があります。
キエフのオーナーは加藤幹雄さんです。
加藤さんは一橋大学を卒業後、住友金属工業(現・日本製鉄)の副社長をされた大物です。
昔から、母校の関係でとても仲良くさせて頂いています。
加藤幹雄さんの6歳下の妹さんが加藤登紀子(1943年~)さんで、私ら夫婦はいつの間にか登紀子ファンとなり、彼女のライブはもう十数回聞きに行きました。

私の青春時代は全共闘世代(1968~9)で、大学2-3回生の頃は学生運動で大学は封鎖され機動隊が大学へ突入した時代でした。
その全共闘の10年前、学生運動の安保闘争(1959~60)があり私は小学6年生でした。
学生の大デモ隊と警察の機動隊が激突して樺美智子(東大生)が亡くなり、1週間後に岸信介首相(安倍晋三の祖父)は総辞職をして、池田勇人が首相となり騒動は収束していきました。
その樺美智子(22歳で死亡)に憧れて、6歳若い加藤登紀子は東大に入学しました。

安保闘争のあとも、学生運動の火は燃え続けていました。
加藤登紀子は、学生運動の闘士、藤本敏夫(1944-2002、ブンドの委員長)と獄中結婚して名をはせました。
すれ違いの二人がよく離婚もせずに終生添い遂げたものです(*^-^*)

土曜日の夜、キエフで身内のような加藤登紀子ライブがあり家内と一緒に行きました。
キエフ自慢のロシア(ウクライナ)料理です。

鴨川が目の前で南座のすぐ近く、日が暮れていきます。

目の前がステージで、棚の上にはマトリョーシカが並んでいます。

加藤登紀子さんが登場し、鬼武みゆきさんのピアノに合わせて歌いだしました。

加藤登紀子の大ヒット曲、「百万本のバラ」「知床旅情」など、次々と披露です。
十八番の「琵琶湖周航の歌」は、コロナ禍だけに合唱は慎み手拍子で合わせました。
鬼武さよりさんは、ピアノも歌も素晴らしいですね。

盛り上がったところで、さっとアンコール曲でお開き・・・
ちょびっとさびしい余韻でした。

人出の少ない高瀬川を家内と散策しました(^^♪

二人でソフトクリームを買って、そぞろ歩きをして帰宅しました(^_-)-☆

心にしみわたる楽しい春のひとときでした・・・・