喜左衛門ブログ:President Blog

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2022年4月8日 (金)

加藤登紀子のライブは懐かしかった!(^^)!

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今年はサクラの当たり年で、肌寒い3月末~4月だった加減もあり、雨風でサクラが散ることもなくしばらくサクラ満開を楽しみました!(^^)!
日本人としてこれほど春の気分が満喫し幸せな気分はありませんね(^_-)-☆

京都祇園の新橋のサクラ並木です。吉井 勇の歌碑「かにかくに碑」

辰巳神社のサクラは殊の外、美しい・・・

町並み保存地区です(祇園新橋地区)

今週の日曜日、サクラ見物がてらキエフに行きました。
戦場のウクライナではありません。
「キエフ」はレストランで、昔からロシア料理として有名な店です。

家内と楽しいディナーです。

この店のオーナーは、加藤幹雄さんで三商大の仲間で、住友金属工業(現・日本製鉄)の副社長を務めた大先輩です。
大好物のボルシチ(ウクライナの名物スープ)、ロシアパン(ちょっと酸っぱいパン)など美味しく頂きましした。

デザート後はロシアンティー。バラの花びらのジャムをたっぷり入れて美味しいですね。

さて夕食のあと、レストラン内で加藤登紀子のライブです。

加藤幹雄さんの妹さんの登紀子さんは東大生のころ、全共闘の闘士でした。
ソ連の革命に憧れて、多くの学生が日米安保条約に反対し東大生の樺美智子さんが機動隊に殺され学生は革命に燃え上がった時代でした。
加藤登紀子さんは全学連の投獄中の闘士と「獄中結婚」をして話題となりました。

キエフの常連客数十名が家族のような雰囲気の中、ライブはとても盛り上がりました。
今週、ロシア語表記の「キエフ」の都市の名前は、「キーウ」のウクライナ表記に変わりました。
今後、店の名前はどうされるのですかね?
キエフのステージ棚上のマトリョーシカ(ロシア名物の人形)
ロシアの偉人達です・・・

経済制裁でロシアビールは「キエフ」に入荷せず、グルジア(ジョージア)ワインで乾杯。
ソ連、ロシア、ウクライナ・・・全て知る加藤登紀子さんは複雑な思いでしょうね・・・
かくして、ライブで軽妙なやり取り、青春、悲劇、共感、笑いがある1時間半の休憩なしのライブでした。
「百万本のバラ」、フィナーレは「琵琶湖周航歌」を歌いお開きになりました。
なんとも懐かしいひとときでした。

「キエフ」から粟田口の拙宅への途中、知恩院(浄土宗の総本山)さんへ行きサクラのライトアップを見て帰りました。

知恩院さんの巨大な三門(国宝)、高さ24メーター、幅が50メーターで我が国最大級の三門です。

知恩院さんの庭に宮崎友禅斎(京友禅染の創始者)の銅像

知恩院さんの石段にプロジェクションマッピング

お寺さんもおしゃれなことをなさいますなあ(@_@)

加藤登紀子さんの余韻を残しながらの素敵な夜サクラ見物でした・・・