喜左衛門ブログ:President Blog

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2022年11月25日 (金)

京都モダン建築祭

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先週、京都市内三十数か所で「京都モダン建築祭」が開催されました。

拙宅の近所も多くが公開され、日曜日に散歩がてらに見物しました。
いつもの散歩コースの岡崎の疎水(琵琶湖から水道と水運のために明治時代につくられた水路)。


疎水の北岸が国立近代美術館です。

近代美術館の階段から2階を公開。

京都府立図書館です。

明治31年(1989)に開館され、明治42年(1909)に武田五一によって建築されました。
前が明治建築で、後ろは平成新館で2000年に竣工しました。

歴史ある階段

1階の図書室、130万冊の蔵書があります。

昔のレリーフ、椅子、調度品

私の中学生、高校生の頃、この図書館で受験勉強するために通いました。
舟木一夫の「学生時代」の流行歌がなつかしい・・・
学習塾のない時代でしたから、課外学習は図書館やったなぁ・・・

昔なつかしい二宮金次郎の銅像があります。

京都市美術館(現・京都市京セラ美術館)です。
昭和3年(1928)に建築された公立美術館では最古。

堂々たる2階への階段です。

2階の貴賓室です。

折り上げ格天井は見事です。

2020年に京都市美術館から、京都市京セラ美術館に改称となり大リノベーションが行われ開館しました。
京セラ美術館では、「アンディ・ウォーホル・キョウト」の企画展は相変わらず行列の人気です。

白川(疎水から岡崎で分水)べりを歩きました。

白川沿いにある「時忘舎」(旧竹中精麦所)

昔は、川の水を使って水車が廻り麦をついていたようですね。
白川は小生の毎日の早朝散歩コースですが、この邸内に入ったのは初めてです。

もっこ橋・・・昔からある鉄製の一本橋

いつも歩いて渡る白川に掛かる橋です。

昔、近くの製氷所(後日、ニチレイが吸収)があり、貴重な氷を解かさないためおがくず(木扮)を「もっこ」(人足の運搬具)で運びました。
そのもっこが通った橋で「もっこ橋」と言われました。

なんとも牧歌的で、昔を学ぶ「京都モダン建築祭」の休日散歩でした。