喜左衛門ブログ:President Blog

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2022年11月30日 (水)

響き合うジャパニーズアート ~琳派・若冲とアトム、初音ミク、リラックマ~

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今年の2月中旬、細見良行さんとイタリアンレストランで食事をしていたら、国際交流基金の主催で、ミュンヘン五大陸美術館にて、細見さん監修で琳派とマンガの展覧会(2021年11月~2022年2月まで)」をやったと言われました。
琳派(尾形光琳、俵屋宗達など)の権威である京都の細見美術館の細見館長から、「琳派とマンガではねぇ」・・と照れ笑いで言われて一瞬、戸惑いました。
この企画展は細見美術館にて「帰国記念展」として開催されました。(~12月4日まで)

・・・写真は美術館のフリー撮影コーナーと図録より紹介・・・
◆燕子花図(尾形光琳、1658-1716)と初音ミク

尾形光琳の富士と波濤のデザインと鉄腕アトム

◆リラックマ・・神坂雪佳(1866-1942)の狗子(犬の子)・・・琳派のたらしこみ技法の樹の下で

神坂雪佳の「牧童」

◆酒井抱一(1761-1829)の「桜に小禽図」(細見美術館蔵)

初音ミクと桜に小禽図のデザイン

◆初音ミクのフィギュア。振り袖姿で登場


このフィギュアはすごい人気で撮影に長蛇の列

 

今月はじめ、川上憲一画伯が西陣織美術館を訪問されました。
画伯は油絵で舞妓さんを描いておられます。
作品の前で・・・

日月山水図の屏風の前で

絹と金糸の茶室に光琳かるた・・・の前で

川上画伯とランチをともにして実に楽しいひと時でした。