御礼、西陣織あさぎが内閣総理大臣賞を受賞しました。

先週の金曜日、「2023年の西陣織大会」の審査会で出品数399点の中、弊社の作品が大賞の内閣総理大臣賞の誉に決まりました。
翌日の土・日曜日に、「みやこめっせ」（京都・岡崎）での西陣織大会で展覧会が開催され受賞作品が展示されました。
火曜日に西陣織会館の議事場にて授与式が挙行されました。

冒頭に、舞鶴一雄・西陣織工業組合理事長のご挨拶
林審査委員長の講評

まず、内閣総理大臣賞の授与

次々と各団体から表彰が続きます。

舞鶴理事長と記念撮影

これが受賞作品・・・・全通丸帯「翠松寿栄波涛錦紋（すいしょうじゅえいはとうにしきもん）」です。

プラチナ箔を緯糸に使い、切金（きりがね）部分を表現しました。
松の葉の立体感を出すため金の箔を2本撚り合わせボリューム感を出し、非常に細い銀糸を組み合わしました。

会心の作品ですが、織り手にはとても負荷がかかり、熟練した技術がいる作品でした。

今回の受賞作品は、制作に携わった名越室長、藤村さん、小森さんの労作です。
丹後で製織した能勢ご夫妻のご苦労・技術には心より敬意を捧げます。
丹後の機場で木本さんはじめ、多くの職人さんのご協力に心より御礼を申し上げます。
あさぎ事業部の井阪参事、田中君、はじめスタッフ、西陣織あさぎ美術館の松井さん、澤田さん、吉川さん、菊地さんの協力のおかげです。
多くの方のご尽力・ご支援に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。