喜左衛門ブログ:President Blog

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2023年3月17日 (金)

新潟へ出かけました

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大阪空港からナロータイプ(細長い)のジェット機に乗り、1時間半で新潟空港です。

新潟は日本海側の唯一の政令指定都市だけあり文化財が沢山あります。

◆文化財の用件で新潟県庁へ行きました。
18階建ての大きなビルで、中央が県庁、右が議会、左が県警本部となっています。

ここで、県庁の文化財の担当の方と、ヘリテージマネージャー(地域歴史文化遺産の保全活用推進員)二人と小生と4名でミーティングをしました。
新潟には590件ほどの文化財があり、220名ほどの所有者がおられます。(ひとつの建物で数棟の文化財があるため・・・)
文化庁の要請で、都道府県別に「登録文化財所有者の会」(略称、登文会)を、新潟に作ろうという活動です。(現状は、大阪、京都、愛知、東京など9つがあります。)
登録文化財の現状は、大災害が頻発し施設の修復に追われ、その修理費用、相続、税金などの色々な問題で危機に瀕しています。 小生は、「全国・登文会」の副会長の立場として、新潟・登文会の設立ついて話し合いました。
しかし、中々、根気のいる仕事で簡単にはいきませんねぇ(*_*)

◆ここは新潟の繁華街、古町です。

左の尖塔が新潟市中央区役所、右の大きなビルが古町ルフル(新潟市役所ふるまち庁舎です。)

歴史のある地域です。

古町ルフルは、2020年4月にオープンしました。

行政と民間が協力して、街の活性化イベントが色々と実施され、古町も活気がよみがえってきました、

◆実は、弊社は三越新潟店のファーサロンとして永年お世話になっていましたが、2020年2月で三越新潟店は閉店となりました。永年のお客様のご愛顧・メンテナンスにお応えするために、三越様と相談の上、この「古町ルフル」1階に出店しました。

これがその「ファージェエリーサロン輝」の店舗です。


永年のお客様に支えられコロナ禍の中も、この店はとても順調に今日まできました。
誠にありがとうございます<(_ _)>
お客様から信頼の厚い田辺店長、大野スタッフの活躍はツカキ社員の鑑です。
本当にご苦労様です(^o^)丿

◆昔からの古町商店街は非常に特色があります。
新潟市の2大ヒーロ
“会津八一”(1881-1956、歌人、美術史家、書家)の句碑

彼には多くの文学ファンがおり、新潟では絶大なる人気です。

“水島新司”(1939-2022、漫画家)「野球狂の詩」、「ドカベン」、「あぶさん」など

古町演芸場もあり芝居が掛かっていました。

古町芸妓がおり、昔は400名もいましたが、新潟はさすがに日本海側の最大都市です。
新潟、古町はとても愛嬌がある街ですね。<(_ _)>

◆帰りの新潟市文化財の旧・斎藤家別邸を案内して頂きました。
齋藤家は新潟三大財閥に数えられた豪商で、大正時代に建てられた主屋は近代和風建築の秀作であり、国指定名勝の庭園は砂丘地形を生かした回遊式になっています。

広大な庭園があります。

邸内のお座敷です。

お雛様が沢山、飾っていました。

北陸は、西から越前(福井)、越中(富山)、越後(新潟)と続きます。
越後は、西から上越(上越市など)、中越(長岡市など)、下越(新潟市など)と言います。
京都に近い順に、北陸は前・中・後、新潟県は上・中・下と言うそうです。
新潟は南北に長く、山形、福島、群馬、長野、富山と接しています。
つまり北に行くと東北地方、真ん中は関東地方、南は信州や北陸の気候となり、文化も多様です。中々、面白い複雑で味わい深いところですね。