喜左衛門ブログ:President Blog

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2023年6月29日 (木)

滋賀県立八幡商業高校への応援(^o^)丿

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滋賀県の近江八幡市にて明治19年(1886)に創立された「近江商人の士官学校」と言われる滋賀県立八幡商業高校(通称:八商)があります。
卒業生は、伊藤忠兵衛(2代目、伊藤忠商事を伸ばした社長)や、ワコールの創業者・塚本幸一氏など多彩な実業家がいます。
ウィリアム・ヴォ―リス(1880―1964)が設計した校舎が今も使われています。
「天下の八商」で略して「天八」と言われています。
いつも夏休みの期間中に商業実践として、八商は1週間の遠征研修をするため志願者を募ります。

先週の土曜日、NPO三方よし研究所から、理事長(小生)、中澤副理事長、岩根専務理事、中嶋理事の4名が八商に来ました。
まず、中嶋理事のよる「三方よし講座」です。

立派な会議室で遠征研修の事前発表会がありました。
熱演する中嶋理事

近江商人の歴史や働き方を講義します。

三方よしについて


生徒の皆さんは実に熱心に受講されました。

今年も30名位の生徒さんが応募しました。
今日は、4名づつ8班に別れて「経営プラン」のプレゼン大会です。

商品の仕入れ、販売計画について発表します。

6泊7日の行商の実践ですが、近江八幡⇒富山⇒新潟⇒福島県郡山⇒東京⇒富士宮への商業実践の旅です。
借り切りバスに生徒と商品を乗せ、行脚に出かけます。

あと、NPO三方よし研究所のメンバー4名から辛口のコメントです。

小生も「訪問先の地理、歴史、人情、自慢されるポイント」を勉強しましょうと言いました。
質疑応答に力が入ります。

校訓や胸像などがあり、さすがに伝統校ですね。

校長室には彦根屏風(国宝のレプリカ)がありました。

各国、他県からの友情の贈呈品、野球の優勝旗など八商の歴史の重みを感じます。
若い高校生から、我々は実にいい勉強をさせて頂きました。
ありがとうございます。