喜左衛門ブログ:President Blog

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2023年8月2日 (水)

夏、大山崎の山荘、「生々居」

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酷暑のみぎりお元気ですか?
小生の持ち家のひとつに「生々居」があります。
「生々居」は、京都府と大阪府の境にある天王山の麓にあります。
「本能寺の変」で信長の亡きあと、豊臣秀吉と明智光秀が激突して「山崎の合戦」の地です。
近くのJR山崎駅の駅前には、妙喜庵<千利休の茶室“待庵”(国宝)>があり、山崎八幡宮<戦国時代の美濃の斎藤道三の油座の元締め>があります。
またサントリーのウィスキーの蒸留所(山崎)があり、名水の地として古来より有名です。

生々居と隣接する「大山崎山荘」(現在、アサヒビール大山崎山荘美術館)と同様、加賀正太郎(1888―1954)によって建設され、昭和11年(1936年)、大山崎山荘と同じ敷地に英国風の山荘「生々居」として建築されました。


10年程前に加賀家より「生々居」を、小生はお引き受けし継承保存しています。
山の傾斜にそって700坪ほどの面積があり、庭にはイノシシやサルが訪問します。


山荘には素敵なステンドグラスがあり、昭和初期の風情がそのまま残っています。

家具は全て加賀正太郎がデザインした英国風の手作り家具です。

加賀正太郎の若い頃、加賀夫妻は日本人として初めてマッターホルンに登頂しました。
暖炉にはユングフラウヨッホの絵画が掲げています。


昔風のリビング・・大きなむくの木のテーブル、大工さんが作った手作りの椅子

落ち着いたたたずまいのアンティークな山荘です。

庭には大きな蘇鉄(そてつ)があり、異国情緒がありますねぇ・・

外にはテラスがあり季節のいい時は爽快です・・


紅葉の頃、サクラの季節も気持ちがよく、是非、一度お遊びにきてください。