喜左衛門ブログ:President Blog

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2023年11月1日 (水)

京都画壇の青春・・・・アートの秋(^^)/

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拙宅(京都の粟田口)の散歩コース(徒歩5分)に岡崎地区(京都の文化ゾーン)があり多くの美術館があります。
疎水の悠々たる流れです。

手前に京セラ美術館、奥に動物園があります。
疎水の右岸が今日の目的の京都国立近代美術館です。

今日の企画展は、「京都画壇の青春」です。

土田麦僊(1887-1936)の「舞妓林泉」です。
京都国立近代美術館です。

京都画壇の竹内栖鳳(1864-1942)は江戸時代に生まれ、明治~大正~昭和と駆け抜けた大偉人です。
明治になり都は東京に移り、寂しくなった京都の日本画家は江戸期とは異なる近代の日本画を目指しました。
上村松園(1875―1949)らは、女性らしい感性豊かな日本画を描きました。
竹内栖鳳らは欧州に旅立ちヨーロッパの油絵や遠近法、写実主義に接し、圧倒的な刺激を受け、帰国後も色々と悩み新しい境地を開きました。
次の世代(竹内栖鳳らより24歳若い)の土田麦僊らは、京都芸術大学で栖鳳などから学び、新しい日本画に挑戦しまさに青春(20歳代)を謳歌するように創作に励みました。


一方、その先輩たる竹内栖鳳や上村松園らも古い世代(長老画伯)の呪縛から解き放たれ、欧州で学んだ新しい手法を日本画に取り入れ熟達した奔放な絵に挑戦しました。
まさに京都画壇の青春時代(大正時代から昭和初期)が到来しました・・・
実に、楽しい企画展でした。



心が軽やかになる美術展でした。

自宅への帰途、神宮道のお馴染みの「平安殿」(和菓子屋)さんへ寄り道しました。
出来立てのわらび餅・・・熱々で黒蜜と和三宝で頂くのです。

くず餅と小豆と白玉の絶妙に組み合わせ

ボリュームがあり、とっても美味で温まりました。(ひとつ925円でとっても魅力的です)
ご馳走様でした。

京都文化博物館で水墨画展がありました。
赤畠貞宏さん(関西電業社・社長)が出展されていたので鑑賞に行きました。

実に才覚にあふれた方で、社業に励むかたわら水墨画、西国八十八ヶ所巡り、ジム通い、MBAコースの勉強、多くの人の面倒など色々なことをこなすスーパーマンです。
尊敬する経営者であります。
ますます頑張ってください(^o^)丿