近江商人の「三方よし」理念と企業永続の秘訣「三分法」 ～ツカキ㈱50期記念パーティより～

ツカキスクエア京都の1階のエレベーターホールに５つのパネルを掲げました。

◆近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よし理念。
事業に取り組むとき「世間よし」を目指して世間に必要なこと（社会課題）に取り組みます。

会社の存続を脅かす4つの危機があります。
これらは周期的に発生しますが、同じことが違う顔をしてやってきます。
4つの危機の本質を見極め、対処と仕方を誤らぬことが肝要だと思うのです。

◆危機から会社を守る
本業の商いを3つに分けて「祖業、次の柱、これからの事業」へ挑戦します。
祖業に改良を加え、本業を今後も生き残る形へ進化させます。

資産を3つに分けて、危機からくるショックを和らげる努力をします。

◆危機をチャンスと捉えて攻める
社会のピンチに対して、社会課題を見極め果敢に挑戦をします。
それには、危機に備えて余裕資金をもつことは大事なことです。
直近の50年間の危機の到来と、「ピンチ＝チャンス」として考え展開した事は・・・

弊社のつたない事例でお恥ずかしい次第ですがご容赦ください。

◆西陣織の危機
①西陣帯地が苦戦・・・西陣織をアートにして、制作した西陣織を展覧する美術館を創る。
②職人の高齢化・・・・「徒弟制度と出来高賃金」から、直営工場で月給制の若い人を育成。


京都府の日本海側の京丹後市網野に丹後クリエイティブセンターを建設（来年5月に完成）

◆社会構造の変化で中流階層の縮小と富裕層の台頭
社会の風潮の変化・・・商品の購入から体験型の消費へ嗜好が変化する
この流れに対して、「サロン・ド・ツカキ」（富裕層サロン、体験型の文化サロンを併設）


明日のツカキにご期待ください(^^♪
ありがとうございます！！