喜左衛門ブログ:President Blog

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2024年7月9日 (火)

朋、遠方より来る、また楽しからずや(^^)/

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10数年の行き来きがある中国浙江省の寧波の「方太グループ」が訪日されました。
方太集団は、厨房機器の世界的メーカーで従業員1万6千人いる大企業です。
創業者の矛名誉会長、矛社長(親子)の肝いりで昨年9月に発足した「杭湾書院」(ビジネススクール、三年制)の1期生の訪日研修ツアーで弊社をご訪問して頂きました。

まず、滋賀県東近江市五個荘にある近江商人博物館を訪問されました。
近江商人の旅姿の方太大学の高さん(今回の訪日研修団の代表)


結界で番頭さんの役で曽学院長

番頭役の高さん

近江商人博物館では上平館長の説明でとても良い勉強になりました。

トウ先生らと五個荘金堂町の町なみ保存地区を散策しました。


彼らは日本の原風景に接して珍しそうに興味津々でした。
古いが清潔で手入れの行き届いた町並みに驚きの表情でした。

塚本喜左衛門邸で古い近江商人屋敷・調度品・庭園を見学。
庭の真ん中にある離れ座敷にて車座で討論会



車座は世界共通、お茶を飲みながら和気あいあいと語り合います(^^♪
色々な質疑応答がありとても楽しい時間でした。
お庭の貝塚伊吹

邸内の見学

一路、貸し切りバスで京都へ向かい、弊社の文化サロンで小生の「三方よし講座」
1時間半の講義と熱心な質疑応答でした。
サロン・ド・ツカキ

弊社の別家室で記念撮影

近江商人博物館、五個荘の拙宅(本宅)を見学しての「三方よし講座」は大変に理解が早かった(^_-)-☆

今度は、重森三玲旧宅のある主屋(招喜庵、築320年、拙宅)での交流会です。
ツカキ側から小生の歓迎の挨拶、方太集団の高さんから感謝の辞
両方からプレゼンをすることになり、高さんと曹さんからです。


左は矛会長(名誉董事長)、矛董事長

矛会長は目が見えませんが、人物を見抜く目、世界の未来への洞察力、穏やかな人柄で小生は矛会長を敬愛し、また、息子さんの矛社長の高い志、謙虚な心、素晴らしいリーダ―シップを尊敬しており、長いお付き合いを頂き本当に本当にうれしく思っています。
方太集団の経営理念です。

方太集団の寧波の本社ビル群です。

次は日本側から・・・塚本副社長のプレゼンです。
日本のきものの風物詩について語りました。
子供が生まれてお宮参りです。

七五三のお参りです。(喜世志&由貴の家族)

和洋の結婚式の事例

次は村上専務があさぎ事業部の西陣織あさぎ美術館、丹後クリエイティブセンターについて熱く語りました。(聞きほれて写真を忘れました)

塚本専務は宝石や毛皮、バッグ、さらに真珠について熱く熱く語りました。

ラストは大嶋部長(三男)。財務と不動産について語りました。
これは大嶋部長の座右の銘です。

中国の聴衆はうなずいて聞いていました(^^)/

お食事前のプレゼンがなんと6名、2時間半!!、これは若い人には耐えがたい腹ペコの苦痛でありました。
小生の乾杯が待ちきれずに、お皿とフォークを持って殺到しました。

でまあ、はやる皆さんを鎮めて、小生は「本日ご出席の皆様、方太集団、杭湾書院、塚喜集団の将来を祝して乾杯!!」と皆で高らかに乾杯をしました。

村上専務と曹学院長

塚本専務と書の達人(賢の字を書いた)


ウン、交流会の片隅で真珠のお土産販売会で盛り上がっています・・・
グローバル世代は英語とスマホでやり取りとして若い女性と若者同士で商いが次々と成立

なんでこんなに熱中して買い物に没頭するのか・・・(^^♪
今回の最高のお楽しみでありました・・・(^_-)-☆
一方で大いに交流会は盛り上がります(^^)/

スター食堂の望月部長(ウィズユーの支配人)と曽学院長とともに・・・

10数年前から、我々(NPO三方よし研究所の訪中団)は寧波の方太集団を訪問し、浙江省の天童禅寺(曹洞宗の道元禅師が修業をした寺)や王陽明の生家をご案内頂きました。
長い長い交流があり、「朋遠方より来る、また楽しからずや・・」と心底思うのであります!(^^)!