喜左衛門ブログ:President Blog

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2024年12月26日 (木)

中国から訪日研修団が来られました。

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20年ほど前から近江商人の「三方よし講座」を催していますが、中国のビジネススクール(経営者の学びの商学院)から、京都へ来られる方が増えてきました。
コロナ前は、月に2つくらいの団体さん(CEOが30名位)が来られていました。
コロナが明けるとグンと増え、只今約2倍くらいの研修団が来社されます。
今回は、ツカキスクエアが催事イベントで利用できないので、招喜庵(築320年の屋敷)でしました。

今回は小グループの近江商人の「三方よし講座」です。

講座は、4つの大きな困難(ピンチ)に遭遇して、いかに克服してピンチをチャンスに変えるか・・・が課題です。

1時間半のレクチャー(日本語→中国語に通訳)と質疑応答で、約2時間半に及ぶ時がよくあります。
小生は立ちっぱなしですから体力消耗戦の熱中議論です(^^)/

中国の企業家は、握手とツーショットの写真が好きですから、握手攻めです( ^)o(^ )
中国のSNSの影響で「キザエモン」は、中国ではちょっとした有名人(?)であります(^_-)-☆
記念撮影!

中国の企業家相手の「三方よし研修」は、NPO三方よし研究所の社会活動として展開し、今や、中国本土、台湾、香港、シンガポール、韓国から研修に来訪されます。
研修団のスローガンは、「百年経営」、「事業承継」が主なテーマです。
いかにファミリービジネスを継承発展するか、これは日本も中国も企業の大半がファミリー経営であるからでしょう・・・
実は、講座の申し込みは、日本の大学、商業高校、場合により中学校、さらに企業、組合などからあり、小生は出前講座で各地に出かけています。
NPO三方よし研究所は、三方よしの実践と研鑽、「三方よし」を全国・世界へ普及するのが目的です。

招喜庵のすぐ近くは京都大学の時計台です。(吉田神社と京都大学は隣接しています)

静かで勉学には最適の環境であります・・・

後記
招喜庵とは・・・吉田神社(吉田兼好などで有名な吉田氏の古くからの神社)の神官である鈴鹿家の古い屋敷を、昭和の作庭家重森三玲が引き受け自邸の庭園を造りました。 20年前、重森家と永年の誼があった拙宅が、共同で「重森三玲旧宅」を維持管理をすることとなり、重森家が庭園美術館を維持管理され、塚本家が主屋を招喜庵として改修管理することになり両家が力を合わせて文化財の持管理をしています。