2025年2月3日 (月)
西陣織あさぎ美術館、浮世絵「北斎と広重」~版画と西陣織~
今回の企画展(~6月29日まで)は浮世絵(西陣織)で人気のスタートです。
テーマは葛飾北斎(1760‐1849、90歳没)と歌川広重(1797‐1858、61歳没)。この二人、37才も離れて親子以上に孫のような年齢差、北斎の没後、9年で広重は亡くなります。
玄関のタペストリー
「黄金の打掛け」(尾形光琳の国宝・紅白梅図をもとに製作)、時価1億円です。
これがテレビ東京で放映され(昨年11月11日)、多くのお客様がこれを見にご来館されています・・・
きものの着付けのスピード動画(1分間)。モデル;村林さん、着付け師:北村さん
外国人は、きものの「構造と着かた」が判りますが、着付けの複雑さに驚きです(@_@)
日本の方は、丸帯のふくら雀の結び方を真剣に見ておられます(^^♪
◆葛飾北斎のコーナー
丸帯「富嶽三十六景、葛飾北斎」(長さ4.5メーター、幅65センチ)
浮世絵を西陣織で製織
「ビードロを吹く娘」(喜多川歌麿)、「大谷鬼次」(東洲斎写楽)、「姿見七人化粧」(喜多川歌麿)
ゴッホによる浮世絵の模写、「ジャポネズリー 雨の橋」(左がゴッホ画、右は歌川広重の浮世絵)
◆歌川広重コーナー
東海道五十三次の全景
西陣織あさぎでは、五十三次とお江戸日本橋と京の三条大橋の合計55枚をすべて西陣織で製織しております。
「庄野の白雨」左が西陣織、右が浮世絵(版画)
大澤さん(建築士)がビューポイントでポーズ(^^)/
◆北斎の「神奈川沖の浪裏」と「赤富士」を西陣織を蓄光糸で織った大作です。
ブラックライトで変化します。「神奈川沖浪裏」
凱風快晴「赤富士」と山下白雨「黒富士」
◆西陣織の茶室(橋口新一郎作)に小倉百人一首の光琳かるたを展示
尾形光琳のデザインによる「百人一首のかるた」を西陣織で製織
◆西陣織大会で内閣総理大臣賞を獲得した当社の作品
◆国宝「雪松図屏風」(三井記念館)から丸帯を製織
◆次代の若手職人を育成するための工房「丹後クリエイティブセンター」
半年前に塚喜商事㈱あさぎ事業部が建設しました。
設計して頂いた田窪先生が一昨日、逝去されました。合掌・・・
◆ゴッホ「ひまわり」西陣織あさぎが製織
モネのスイレンの池と橋
「絵の中の私」・・・・どう、サマになっている??
新しいビューポイントです(^^♪
人気のインスタルームです。
追記
ロスの山火事で大谷翔平さんらのチャリティパーティが企画されました。
しかし事情で急遽来日できなくなり、ドジャースの元大リーガーのトリニダット・ハバードさんが来日し、美術館のサロン・ド・ツカキから世界へ向けて発信しました。
LAの皆さん、頑張ってくださいね(^^)/