喜左衛門ブログ:President Blog

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2025年5月21日 (水)

新潟県十日町市に行ってきました(^^)/

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新潟県の十日町市へ出張しました。今回はきもの関連の役員9名(塚喜商事、京都和装、京朋)の産地勉強会です。
京都から5名、東京事業部から3名、新潟市のショップの輝から専務が十日町で集合しました。
京都から東京まで新幹線で2時間15分、東京から越後湯沢まで北陸新幹線で1時間半、越後湯沢から十日町までほくほく線で40分、京都を午前6時半に出発して十日町まで約5時間、やはり遠いですねぇ・・・
北越急行ほくほく線の電車(2両編成)です。

まずは小島屋で「へぎ蕎麦」のランチミーティングです。

天ぷらそばが美味だったのか、十日町CCの南雲工場長や関口営業部長ら9名の役員と打ち解けて和気あいあいの十日町です。

十日町CC(クリエーティブセンター)です。
2000坪の敷地に、改装なった本部棟、工場4棟、ボイラー棟、オイルタンクや給水タンクがあります。

豪雪地帯で多い年は4メーターの積雪があり、雪解けスペースが必要です。

十日町CCは、島善織物の精鋭部隊14名全員が㈱京朋に移籍しました。(島田社長のみ勇退して柳・京朋社長へ譲りました)
色々な島善のオリジナルきもの見分する長島次長(東京事業部MD)


島善独特のもざきの加工です。

工場の各棟へ蒸気を送るのに使うオイルタンクとボイラー棟

型染めのアルミの型枠

染め工場の見学

引き染め棟

引き染めのライン

蒸し機が2室あります。

友禅流しの工程

この工程は真っ先にリノベーションしました。
いかにうまく友禅にそって水が流れるかが品質に影響するからです。

十日町織物工業協同組合を訪問し情報交換しました。
大手の十日町産地のお取引先を表敬訪問し見学をさせて頂きました。
とても有意義なひとときでした。

明石縮(あかしちぢみ、夏物の肝の生地)を製造する根啓織物さんを訪問しました。
社長さん自ら色々とご説明があり、貴重な手仕事と伝統を感じました。
経糸をくくって絣の染を施します。


明石縮の製品です。

織り手さんの手元を見学


実に得難い経験でした。

夜は十日町のお取引先の大手の社長さんと個人的に懇親会をしました。
非常に有意義なひとときでした。
早朝に起床して、ひとりでほくほく線に乗り、東京へ向かいました。
東京で重要な案件が待っています。
張り切って十日町を出発しました。

今日も頑張るぞ(^^)/