喜左衛門ブログ:President Blog

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2025年7月16日 (水)

真夏の「IFI.エグゼクティブセミナー」で勉強してきました!!

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小生の夏の最大の楽しみは、IFI(ファッション人材育成機構)で1泊2日の勉強会に出席することです。

この土・日曜日に東京(ホテルニューオータニ)で開催されもう28年間続いています。
参加者は百貨店やアパレルのトップ層が出席されます。
今回は長男の喜世志(塚喜商事の副社長)と一緒に参加しました。

このセミナーで気づいた点を10項目上げてみたいと思います。
◇今年のテーマは、「混迷の時代をリードする」~経営者に問われる構想力~
IFIの学長は一條和生先生です。(IMD教授、一橋大学名誉教授)

IMDとは、欧州のビジネススクールの雄で、アメリカのハーバードと双璧です。
スイスのローザンヌにあり、50名の教授陣の中で唯一の日本人の教授です。
一條先生の講義で小生の気づき・・・以下、❶~❿に続きます。・・・
❶ 生成AIを活用する。ともかく業務で使ってみる。
当方も進化し、生成AIも当方の習性を学び、それ以上に世の中のAIが進化する。
❷ 混迷の時代、予想外の出来事にレジリエンス(復元)の力が問われる・・・常日頃の「財務の力」と「取引先の信用力」が必要・・・

◇講義は、ユニ・チャームの「共振の経営」です。
ユニ・チャームの創業者・高原慶一朗会長(1931―2018)は大阪市大の商学部卒で小生もお世話なった大先輩、母校に3億円寄付され高原キャンパスが建設されました。
2代目の社長の高原豪久氏です。

講師は志手専務「人材の育成と組織の発展(売上1兆円、社員1万6千人)を育む」

非常にエキサイティングな話でした。
この講義は多くの気づきがありました。
❸10年後の構想をもつ
❹コア・コンピタンス(他社では真似のできない競争優位の商品、組織など)の確立と既存事業の深堀さらに新規事業の開拓
❺共振の経営・・・経営と現場が共鳴しあい高めあう・・・「プラン・ドウ・シー」への執着心と実現力をもって改善していく

◇次はUBS証券の風早さんの講義、「個人消費と終了劣敗の加速、広がる事業機会」

マスコミの報道の裏にある現実、いかにピンチとチャンスを読み取るか実にも面白い話でした。
❻ニュースを複眼的にみる。観察眼を磨き、独自の視点をもつ

◇次は、辺見光次郎さんと柳瀬社長(グッドディ)の講演と対談でスピーディな展開は実に刺激的でした。
夜の交流懇親会は実に楽しいひとときでした。

翌朝はホテルニューオータニの庭園を散歩しました。
屋久島のTシャツを着て小生は散歩(^^♪

朝食を食べて長男・喜世志と一緒に・・



名物、ダルマ像です。

ホテルニューオータニの大谷米太郎氏(1881‐1968)です。

1964年の東京オリンピックが開催されこれに合わせてホテルニューオータニが開業。
富山県の小矢部市の出身ですね。
鳩が頭と肩にとまりのどかな風景で癒されますねぇ・・・

◇朝の講義は丸久(本社、徳島県鳴門)の平石社長の話
❼地政学的リスクに敏感になる・・・バングラディシュ(旧東パキスタン)の魅力

◇最後の講義は一條学長、実に熱い中身でした(^^)/。


最後の気づきが沢山ありました。
❽データを経営に活用する
❾WHYを自分に繰り返す
❿構想力を高めるために自分の心と向き合う
多くの学びを有難うございました。

最後の全員の参加者の記念撮影をしてお開きです。

来年の再会を約束して名残り惜しく京都へ帰りました。
非常にリフレッシュした真夏のひとときでした(^^♪
ありがとうございました(^^)/