2025年7月23日 (水)
事業承継学会、同志社大学の歴史散歩・・・・その2
事業承継学会が終了したので、同志社大学の歴史散歩をしました。
◆150周年を迎える同志社の史料館を独りで見学しました。
新島襄先生(1843-1890、明治26年に46歳で没)の人生について
新島襄の直筆の扁額「古道(先輩達の事績に敬意を表して)顔色を照らす(伺い知る)」
新島襄が愛用したオルガン
「立志」の石碑1875年に新島襄は山本覚馬と「同志社」を結社し同志社英学校(同志社大学の前身)を開設し、1896年に同志社中学校が誕生しました。
新島襄はクリスチャン(カルビンの改革派教会の清教徒運動の流れをくむ会衆派系)として一生を捧げ、熱心な教育者でありました。
幕末にアメリカにわたりアーモスト大学で理学博士を取得し、哲学、神学を学び、明治5年に岩倉使節団とアメリカで合流し、欧州を廻り日本に帰国。
この時の見聞、日本政府の枢要な人物と懇意になり、後の同志社大学の創立に大きな影響がありました。
◆同志社大学の建物は重要文化財、登録文化財の宝庫です。
次は「登文会」(京都・国登録文化財所有者の会)として、同志社大学のガイドツアーを申し込もうかと思いました・・・
・彰栄館:1884年建築、設計はD.C.グリーン、重要文化財
・礼拝堂:1886年建築、設計はD.C.グリーン、重要文化財、プロテスタントの礼拝堂として現存する日本最古のもの
・有終館:1887年建築、設計はD.C.グリーン、重要文化財、初代の図書館、現在は総長室、本部棟として使われる
・ハリス理化学館:1890年建築、設計はA.N.ハンセル、重要文化財
・クラーク記念館:1890年建築、設計A.N.ハンセル、重要文化財、クラーク神学館
・敬明館本館:1920年建築、設計はW.Mヴォーリス、重要文化財
・栄光館(同志社女子大学の礼拝堂):1932年建築、設計はW.M武田五一、登録文化財
正しく明治村のように重文から登文まで沢山の歴史的建造物が山のようにあります。
京都御苑の今出川御門
この御門を同志社大学の東側を通って北上すると相国寺の山門に行きつきます。
昔、相国寺の管長は輿(こし)に乗って南下し御所の天皇に会いに行ったそうです。
同志社大学の正面の御門です。
京都御苑の北東の角は実は弊社の小さな駐車場となっています。
周辺に駐車場がない(今出川通りの南側は御所、北側は同志社が続き私有地がない)ので人気のパーキング場です。
同志社大学は、御所北という絶好の地にあり、学問をするには最高の環境ですね!(^^)!