2025年8月7日 (木)
「どう見る、どこ見る、西洋絵画」京セラ美術館の鑑賞
近所散歩、岡崎の疎水の続きです・・・・
琵琶湖の湖水が大津から山を越えて山科を通って、トンネルをくぐって京都まで疏水があります。
さて、余りにも暑いのでクーラーの効いた美術館に潜り込みました。
企画展をやっています。
チケットを購入し、イヤホンガイドを借りてじっくり勉強です。
京セラ美術館は1933年に建築のアンティークな建物です。
今回のテーマは、「どう見る、どこ見る、西洋絵画」です。
イヤホンガイドの語り手は、ディーンフジオカです。
ジョット「父なる神と天使」(1330年)
時代背景と宗教の意味をじっくり解説してくれます。
初期ネーデルランドとスペイン(15~16世紀)
マリアとイエスの生誕の絵です。
エル・グレコ「悔悛する聖ペテロ」(1590)
フアン・サンチェス・コターン「マルメロ、キャベツ、メロン、キュウリのある静物」(1602)・・・サンディエゴ美術館の至宝といわれる名品
時代の要請で宗教画から風景画などへ絵画の対象が拡大していきます。
ベルナルド・ベロット「ヴェネツィア、サン・マルコ湾から望むモーロ岸壁」
カナレットなどの風景画の名手が競って写実画を描きました。
ホアキン・ソローリャ「ラ・グランハのマリア」(1907)
スペインの太陽に暖かみを感じますね。
キリスト教の絵画から人間に描く対象が移り、されに風景に拡大しゴッホなどの印象派は写実ではなくここに浮かぶ絵を描くようになります。
本展覧会では、宗教画から写実派(1300年頃から1900年頃)までの絵画について解説していました。
いい勉強になりました(^^)/