2025年10月1日 (水)
滋賀県立八幡商業高校に出かけました(^^)/
先週の日曜日、滋賀県の八商(八幡商業高校の愛称)で「近江商人再生プロジェクト」の授業にNPO三方よし研究所のメンバーと出かけました。
この行事も12回目となり、小生も12年間、応援に駆けつけています。
我々(近江商人)は生徒さんに対して、商いの心がけ、商品知識、試食などのアプローチ、仕入先の交渉など、実践的なアドバイスをする役目です。
来年で八商は創立140周年。永年の歴史を誇ります。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した名門、八商の学舎です。
ヴォ―リスははじめ八商の英語教師をしていましたが、八商の学舎を建て替える時(1940年)に設計をしました。
「近江尚商会」は八商の伝統ある同窓会で、鉄の団結を誇ります。
八商の卒業生は、伊藤忠兵衛(2代目、伊藤忠商事)、越後正一(伊藤忠商事、初代社長)、塚本公一(ワコール創業者)など財界のお歴々があまたおられます。
その商業訓練の厳しさから八商は「近江商人の士官学校」といわれる由縁です。
校長室で教頭先生がお待ちです。
八商の140年の歴史・・・
左から、中嶋理事、北野副理事長、小生(理事長)、片桐理事(NPO三方よし研究所の理事メンバー)
いよいよ28名を9班に分けて発表会です。
「行商実習の旅」(6日間)の説明
6泊7日間のコースの説明です。(近江八幡→大垣→諏訪→八王子→横浜→富士宮→近江八幡)
いざ出発の風景
各班別の行商実習の成果の発表がありました。
7月に事前勉強会の発表と、9月の事後報告の発表では著しい成長を感じます。
若い生徒さんが世間にもまれて、世間の厳しさ・人情に触れ、仲間内の争いも経験して仲良くなり人間的にひと廻り大きくなった感じです(^^)/
発表の後、4つの分科会で発表に検討をしました、
この時、我々NPOの4名は各分科会に入れてもらいました。
最後は我々NPOの講評です。
非常に印象深い八商の行商実習、我々自身が勉強になりました。
ありがとうございます。