

2025年10月29日 (水)
朋(とも)遠方より来る、亦、楽しからずや
中国の上海の南にある商都・寧波(ニンポー)から8名の{三方よし}の中国の同志が来社しました。
寧波は昔からの港町で、遣隋使や遣唐使がこの港から出入りしました。
仏教を伝えるために鑑真和上がこの港から出発し、日本から安倍仲麻呂、曹洞宗の宗祖の道元など多くの人に縁が深い町です。
さて、その寧波に方太集団という世界的なキッチン器具メーカーがあります。
トウ先生(現在、京大の先生)のご縁で、十数年の間、方太集団の茅会長ご夫妻、茅社長ご夫妻と永年のご厚誼を頂き、互いに訪日、訪中を繰り返しています。
先週に寧波から企業家訪日研修団が8名来られました。
まずは東近江市五個荘にある近江商人博物館を訪問されました。


実に彼らは熱心なのです(@_@)
まずは天秤棒を担いで行商の旅姿です。


彼らも中国で創業時代に天秤を担いだ経験があり、李社長(創業者)は実に懐かしそうです。
李社長は、帳場でちょんまげのカツラをしてソロバンをしています。

こういった近江商人の姿に抵抗感は全くないようですね(^^)/
寧波商人と近江商人は共通点が沢山あり親和性がつよい風土があります。
近江商人博物館で記念撮影です。

近江商人発祥の地、五個荘金堂の町並み保存地区を散策しました。
いよいよ拙宅に到着しました。

拙宅の昔の台所や邸内の見学の後、庭園の真ん中にある離れ座敷で車座の会談です。

2人目から右の3名が李ファミリーです。
父(社長、創業者)、息子(アメリカ8年間留学)、娘むこ(共に働く)です。
父が語り、息子は意見を述べ、義理の弟も感想を述べます。
事業は大手の工務店で方太集団のキッチン器具の取り扱いが多く、李社長は茅(方太集団)会長の薫陶を深く受けています。
このディスカッションは、実に率直で本音トークで、親子・義理の関係を越えて熱心な対話でした(^^)/
父(李社長)は近江商人博物館など得た感想を述べ、三方よしや事業承継について熱く語りました。

色々な業種の方が色々な意見を述べました。

庭園で記念撮影です。

有意義なひとときでした。
ご一行は京都へ移動し、弊社で小生は「三方よし講座」を2時間しました。
質疑応答があり寧波商人らしい堅実な風土で、ディスカッションは大いに盛り上がりました。
サロン・ド・ツカキで記念撮影

夜は歓迎懇親会で、豆乳とんしゃぶ寅太郎で交流会をしました。
乾杯はトウ先生から

李社長と弊社の村上専務とミドルチーム、言葉はスマホの翻訳機と中国語⇔日本語で・・・

30代、40代のヤングチームで弊社の大嶋部長も議論の輪に入りました。英語が共通語ですね(^^♪

トウ先生、施さんと、家内と小生です。

最後の思い出の記念撮影です。

イルミネーションの輝くツカキスクエア

いよいよ彼らは研修最終日で、明日は京都観光と大阪でお買い物をして帰国です。
お疲れさまでした(^^)/