「京都モダン建築祭2025」がはじまりました。

お馴染みの「国・登録文化財全国所有者の会」（略称：全国登文会）のメンバーが京都に揃いました。
ちょっと時間が早いので西陣織あさぎ美術館にお越し頂きました。
左から青山事務局長（大阪）、小栗局員（愛知）、小栗副理事長（愛知）、佐藤副理事長（秋田の会長）、寺西理事長（大阪の会長）・・・小生は副理事長（京都の会長）です

モネの「睡蓮の池」で撮影。上は小栗真弥さん、下は佐藤会長

インスタルームにてリラックス

ランチ会は豆乳豚しゃぶ「寅太郎」にて大いに懇親が深まりました(^^)/

いよいよ文化庁主催のイベントに参加です。
場所は東本願寺です。

東本願寺の地下にある視聴覚ホールは高松伸先生（建築家）の作品です。

いよいよトークセッションが始まります。

第1部は、司会は以倉さん、田中卓志さん（アンガールス）


大いに有意義なひとときでした。

第2部は、「建築ツーリズムがつなぐ地域文化と新しい未来」
まずは京都にある大丸ヴィラです。

これは百貨店の大丸の創業家の下村さんが、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ（1880－1964）に依頼して建設

重要文化財に指定されました。
京都四条大橋にある東華菜館もヴォーリズの設計です。

大丸心斎橋店、神戸女学院もヴォーリズの作品です。

フランク・ロイド・ライト（1867－1959）は偉大な建築家でした。

帝国ホテルも彼によって建設されました。

ライトの愛弟子の遠藤新が設計したのが葉山・加地邸です。


大丸ヴィラへの愛情、葉山・加地邸への愛着、味のある語りでした。
設計士の思い、歴史・社会的背景、そして現所有者の思いなど有意義なひとときでした。

京都モダン建築祭をご案内です。

京都モダン建築祭 公式サイト（別タブで開く）

重信会館（東本願寺、大谷大学の学生寮でした）


1階の講堂で、正面が仏壇になっています。

田代重右衛門が大谷大学（東本願寺の宗門の大学）の学生寮を寄付しました。

ガイドさんの説明をお聞きします。

屋上の塔屋は洗濯室になっています。アートの展示です。

遠景に渉成園（東本願寺の別邸）が見えます。

学生寮の各部屋はアートの展示がしてあります。


文化庁さんお世話になり有難うございました。
全国登文会の役員さん、ご遠路、京都までご苦労様でした。