郷土愛に満ちた田舎の表彰式

文化の日、東近江市の恒例の地元の功労者への表彰式に出席しました。
場所は五個荘のアジサイホールでありました。

◆小椋正清市長の挨拶。

もう4選目のベテラン市長さんで、小生もとても仲良くさせて頂いています。

◆地元選出の上野健一郎厚生労働大臣（衆院議員）がご出席

上野さん、長浜市出身で2世議員ではないので苦労した当落選を繰り返しながら地歩を築かれ、高市内閣で大臣の抜擢で初の入閣で地元の期待の星です。

◆小寺衆院議員は地元の東近江市八日市出身です。

先日は拙宅にお越し頂きました。

受賞者代表で磯部實さん（五個荘金堂町の町並保存功労）が答辞を述べられました。

左から、かずよしちゃん（奥井和義君、小生の同級生、弊社の奥井利昭君の実兄）とみのるさん（磯部實さん、弊社の磯部八郎専務の実弟）で皆、親戚です。

市長さん（東近江市永源寺出身）、みのるさん、かずよしちゃん、小寺衆院議員さん（八日市出身）も皆さん、郷土愛と地縁血縁でつながり故郷への愛に満ちています。

小生の頂いた感謝状

上平千恵学芸員に近江商人博物館に展示中の掛け軸（寄贈品）を見せて頂きました。
先義後利栄、好富施其徳

「義を先にすれば後に利は栄え、富を好しとし、其の徳を施せ」
意味は、人として道理をわきまえた行いをしていれば、利益は後からついてくる。
そしてその得た富に見合った徳（善行）を施しなさい。
近江商人の西川利右衛門（近江八幡市）の家訓で分家の西川庄六家（現・メルクロス）に贈られたものです。（儒教の荀子の言葉、書は黄檗宗の第40代の多々良観輪）
すべて同郷によしみで懐かしく郷土を思う心は同じで大変に幸せな心持ちでした。

式典のあと五個荘金堂町を散策しました。
大城神社・・・我が家の氏神さん、菅原道真公を祀っています。

ここロケ地によく使われ、NHKのカムカム・エブリバディなど沢山登場しています。

同級生のぶんちゃん（山村文志郎君、花文造園の社長）の家です。

寺前通りで、掘割りに鯉が沢山泳いでいます。
左は弘誓寺（浄土真宗大谷派、本堂が重文）と右が浄栄寺（浄土宗）

室町の同業者（呉服卸）の「外市」（外村市郎兵衛、重要文化財）の本宅です。

室町の同業者の「外与」（外村与左衛門）の本宅です。

馬場にある安福寺（天台宗）、背の高い蔵は神輿（みこし）蔵、横は太鼓蔵です。

五個荘金堂町のお祭は、高齢化でお稚児さんがいなくなり、神輿の担ぎ手が足りず大変であります。

拙宅に帰ってきました。
前栽（前庭）です。

庭の中門です。これは俗世と彼岸を分けています。

庭の築山の上に立つ貝塚伊吹の巨木が我が家のシンボルです。

座敷からのビューポイント、「古井戸に梅の古木」です。

古井戸の後ろに自慢の「虎石」（虎のような縞模様）があります。
離れ座敷からの見せ場、「古井戸に石灯籠と三角岩」

子供の頃、蔵から「道中差し」（ホンモノの刀）を持ち出しチャンバラごっこをしました。大人からひどく怒られ、刀はすぐに行方不明になりました”(-“”-)”
大雪の日は庭にかまくらを作り、ムシロを敷いて遊びました(^^♪
台所の思い出の「おくどさん」
左から、ご飯を炊く釜、野菜を煮る大鍋、お湯を沸かす茶釜です。

薪をくべ、お風呂を沸かし、家族8人（祖父母、父母、兄弟4名）が暮らした我が家です。
温かみのある先祖や家族の楽しい思い出が一杯の我が家であります・・・