

2025年11月10日 (月)
京都最古の禅寺、建仁寺で座禅をしました。
休日の夕方、臨済宗の祖、栄西が創建した建仁寺に家内と行きました。
座禅と茶道のインバウンド向けのイベントに参加しました。

創建は建仁2年(1202年)、庫裡(くり)です。

夕闇せまる僧坊で座禅体験がありました。

禅僧より座禅の心得「調身、調息、調心」について講話

12分間の座禅ですが、青春時代の座禅は雑念が起こりとても長く感じましたが、歳を行くとあっという間の人と軌で気分爽快でした。
外人は太ももが太いので胡坐(あぐら)が大変そうでした。
禅僧から警策(きょうさく)の説明があり、眠気、雑念を払うために棒(警策)で肩をバシバシと叩く風習の話があり、外人は皆、僧にお願いし警策で叩いてもらい奇妙な風景でした(@_@)
次は茶道体験です。
お香が漂う建仁寺の大広間での茶道体験です。
細川護熙元首相の達磨大師の水墨画に建仁寺の管長さんの墨蹟「不識」です。

老松の金時の和菓子・・・黄色は雷神、緑は風神を象徴しています。

ロウソクの明かりで幽玄の世界です。


日本人の通訳が茶道の精神世界をうまく英語伝えられず、茶道の西洋人の弟子が英語で説明をし、外人は納得していました。
質問が相次ぎ、日本人とすると中学生の話の内容に多少ヘキエキでした。
風神雷神(俵屋宗達、1570-1643)

小生の尊敬する真神仁宏(巍堂)師の書

石庭は〇△☐乃庭(禅宗の宇宙の根源を表す)、地は☐、水は〇、火は△で象徴


書院の拝観です。
海北友松の竹林七賢図襖


いよいよ石庭でプロジェクションマッピングです。


法堂の釈迦三尊

法堂の天井画の小泉淳作の双龍図です。


釈迦三尊像の3D映像

記念品の七條甘春堂の風神雷神図の煎餅

大いなるイベントでありました。