

2025年12月1日 (月)
第45回、日本盆栽大観展が、みやこめっせで開催されました。
盆栽は世界的ブームでBONSAIと呼ばれ、ニューヨークのデザインビルのロビーに飾っています。
今年の秋の盆栽展は京都の岡崎でありました。

みやこめっせが会場です。

もともとは中国の唐の時代に盆景といわれてその流れがあります。
室町時代、足利義政(1436-90)が「盆山」を愛しました。
江戸時代の徳川家光(3代将軍)は愛盆家として知られ、盆栽人口が飛躍的に増え植木屋も発達し今の盆栽の原型ができ頼山陽や池大雅などの文人が盆栽を愛しました。
明治時代はその絶頂期を迎え、その後、趣味人の間で広く流行しました。
戦後は、イタリア、アメリカなどの海外の盆栽愛好家が増え「ニッポンのBONSAI」として大流行しています。
本年の内閣総理大臣賞は・・・

文部科学大臣賞は・・・

受賞作品の松のいろいろ・・・


第50回、作風展の内閣総理大臣賞の受賞作

小品のコンテスト

横山大観の富士山

佐治川石「神々の峰」

出品された力作は・・・

本出小左衛門の作品


一位、雷王(樹齢250年)

イチイ(松の種類)の木は盆栽で比較的育てやすい木だそうです。

疏水に水鳥が泳いでいます・・・

盆栽展に欧州勢(アメリカ、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、チェコ)や中国からの出品が多く世界的人気を感じます。