喜左衛門ブログ:President Blog

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2025年12月5日 (金)

京都大学のiPS細胞研究所の話・・・

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先週の夜、「和の会」が開催されました。
主宰者は広川和子さん、ネコカフェのマダムで画廊の主でもあります。
広川さんはとっても交友が広く京都の著名人は皆友達です。
その和子さんの会「和の会」は永年、その時々の講師を招き勉強&交流会を開催し、今回もお馴染みの方30名ほどが参加されました。
さて今回の話題はiPS細胞で京大の和田濱准教授の講演会です。

京都大学のiPS細胞研究所(CiRA,愛称サイラ)は400人規模を有する大きな研究所です。

所長は高橋先生ですが、名誉所長はお馴染みの山中伸弥先生です(2012年ノーベル賞受賞)

山中伸弥先生は大阪人で実にユーモアのあるお医者さんです。

さてiPS細胞についての話です。

細胞の始まりは卵子が受精卵をなったときから細胞が分裂して生物になってきます。
iPS細胞は人工的に作られた幹細胞で身体のあらゆる種類の細胞に分化できる能力をもつ万能細胞のことです。

iPS細胞は細胞移植などの再生医療分野と薬の開発へ利用ができます。

たとえばパーキンソン病になったとき、麻痺した神経細胞の再生医療を目指します。

iPS細胞は色々な臓器や血液、骨などの疾患のある患部の再生をめざします。

同じ働きで薬を作る医療に応用できます。

あと5年の2030年までに目標は・・・

目標達成に必要な人材は・・・・

かような役割の方が400名集まってiPS細胞研究所(CiRA)が活躍しています。
大拍手でした。
質問が相次ぎました。

小生の質問、「受精卵に変わる人工的な幹細胞から遺伝子操作で心臓や色々な臓器が作られるようですが、微妙な遺伝子操作を間違えて心臓のはずが膀胱(ぼうこう)ができると大変なことなります。この精妙な遺伝子操作に間違いはないのでしょうか?」
受精卵から細胞分裂をし遺伝子の力で人間の臓器・身体が出来上がっていきます。
これを人工的にするわけで大変な努力中だそうです。
なるほど、神様の領域のような気がしますね…
交流会で小生は和田濱先生の横に座らせて頂き、大変にいい勉強になりました。
ありがとうございました。
広川さんへ大感謝であります(^^)/