

2025年12月15日 (月)
ゴッホの「星月夜」と西陣織で制作(3分間動画、英語字幕)
ゴッホ(1853-90)の「星月夜」は1889年、36才のときのものです。1890年にゴッホが亡くなる前年に描かれました。
ゴッホは画家のポール・ゴーギャンとの共同生活がうまくいかなくなり有名な自分の耳切り事件を起こします。
そして自ら入院したフランスのサン・レミのサン・ポール・ド・モーゾール療養院でこの作品は描かれました。
「星月夜」は、画面の3分の2をしめる空には巨大な月と星があり、S字型の渦巻く雲があり、山、糸杉、教会、家が描かれています。
色は濃い青から淡い青、黒から緑、強い黄色から淡い黄色で明と暗があり、非常に複雑な心象が描かれています。
翌年にゴッホは自殺しますが、彼の心の中の景色がうかがい知れますね。
「耳切り事件」をきっかけに、一番の理解者であった弟のテオに迷惑をかけないようにと思い、それまでは拒否していた精神病院へと入院することになりました。
では、この作品について「鑑賞チェックシート」の5つの要素から、この作品の画面を少し詳しく見ていきます。
・モチーフ
画面の2/3をしめる空
巨大な月と星
S字型の渦巻く雲
山、糸杉、教会、家
・色
濃い青~淡い青
黒~緑
強い黄色~淡い黄色
・明/暗
夜空なので暗めに描かれているが、
夜にしては、明るいイメージ
・シンプル/複雑
様々なモチーフが描かれ、やや複雑な印象
・サイズ
普通程度のサイズ