喜左衛門ブログ:President Blog

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2026年4月13日 (月)

「お能の勉強会」を役員と美術館スタッフで真剣にしました!

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先週、京都御所の近くの河村晴久先生のお稽古場に25名が集まり、弊社の「能の勉強会」をしました。
小生はユネスコ協会での「能の勉強会」に次ぎ2回目です。
正面は老松のある鏡板、ヒノキの舞台が先生のお稽古場です。
河村晴久先生(人間国宝の総合認定者)が本日の講座の講師です。

能楽は、2001年にユネスコにより世界無形遺産の第1号に認定されました。

本日は、ツカキブループの役員17名、西陣織あさぎ美術館スタッフ7名、営業推進部1名が参加しました。

河村先生はよく通る声で謡(うたい)を実演されました。

能楽の構成です。

翁(神さま)の面の説明に続いて、女の面についての説明です。



面は英語ではマスク(覆面)、つまり人間の素性を隠す道具です。
能は、面(おもて)を通じて演者が面(おもて)の役を演じ切ることにあります。
まるで西洋とお能は異なるのです。

次は、能衣装についての説明です。

弊社の美術館スタッフのユリヤさん(ウクライナ人)が志願して能衣装を身に着けます。

能衣装の色々な着方で女の境遇が変わります。

「修羅の道」について

武者や権力者は修羅の道(無限地獄)を歩むとこととなります。
修羅道とは、仏教の六道のひとつで、阿修羅が住む、怒り、嫉妬、闘争がたえない苦しみの道です。

能は戦いを否定して、戦国時代の戦いが終わった江戸時代の武士道(高い道徳心と殊主君への忠誠心)にも強い影響を与えます。

ここで能「敦盛」の実演

平敦盛は清盛の弟・経盛の息子で、源平合戦の頃の実話。
一の谷の合戦にて、源氏の奇襲を受けて劣勢な平氏の中、平敦盛は逃げようとしますが、熊谷直実に呼び止められ討ち死にをしてしまう。直実は自分の息子と同じ年(17歳)の若い敦盛を不憫に思うがやむ得ず首を打ちとる。直実は後日、出家して敦盛の菩提を弔う・・・
参加者全員で能「敦盛」の謡の練習です。

全員が腹から声を出して練習しました。
河村先生が謡と共にシテを演じられます。


源氏と平氏の戦いの惨さ・・・先生は能の講座をロシアとウクライナの各大学に持っておられ、両国民の苦悩に接しておられ大変、心を痛めておられます。
弊社のユリアさん(ウクライナ人)が苦しい胸の内を語ると、河村先生は嗚咽をして涙されました。先生の能の強い発信力と豊かで深い感受性に参加者は心を打たれました。

世阿弥の能の心得

最後に小生から河村先生へ御礼のご挨拶

「1時間半の講座で能の世界が体感でき、我々の伝統産業を生きていくうえで大きな学びでした。河村先生ご夫妻に心より感謝申し上げます。」

最後は河村先生から激励を受けてお開きとなりました。


ありがとうございました。