喜左衛門ブログ:President Blog

喜左衛門ブログ:President Blog

2026年9月16日 (水)

気迫の丹後織物産地の訪問

LINEで送る

息子(副社長)の運転で丹後産地へ出張しました。
京都本社から車で走ること2時間余り、京都府の日本海側にある京丹後市に到着です。

◆まずは先進的な機屋である養父織物さんを訪問しました。
養父社長は2代目さんでデジタル化とAI化に熱心に取り組んでおられます。
ジャガード織機が動いています。

織機の下にカメラが仕込まれてありシャットル(杼、ひ)の左右の動きで緯糸(よこいと)が打ち込まれる様子を録画しています。

タイムレコーダがつき、織キズ(難物)が発生する瞬間をとらえており、パソコンの映像で監視しその画像をAIがラーニングして難物発生の瞬間を判断しようというのです。 他に織物設計図をアイパッドに取りこみ、画面の裏側に緯糸の明細が表示されています。つまり織物の課程をデジタル化(見える化)しようとしています。
養父社長を中心に、左は小生、右は弊社の木本さん

大変にいい勉強になりました。 ありがとうございました。

◆京都府織物機械金属加工振興センターを訪問しました。
白江所長さんに、ご指導(織物技術とマーケティング)頂き大感謝です。

左が弊社副社長、白江所長、小生、大変お世話になっているセンターの指導員の井澤さん

◆丹後織物工業組合さんを訪問、ここはオープンセンターとして産地の拠点です。

組合事業の丹後織物の求評会、従来は京丹後市で開催さていましたが、今年は京都市の弊社8階ホールで予定(10月21-22日)され、弊社も全面協力態勢です(^^)/

◆京丹後市役所を訪問しました。(上は市庁舎、下は新庁舎)


中山泰市長さんと小生との対談です。
・中山市長「京丹後市は日本一の絹織物産地で日本の3分の2の絹織物を作っております。“西陣織あさぎ”はそれを美術品へ昇華されその芸術性は素晴らしいですね。」
・塚本喜左衛門「当地は自然豊かで心がリフレッシュできる地ですねぇ」
・中山市長「京丹後市は長寿で有名で、美食の郷でもあります。こういった得難い土地柄を生かし長期宿泊型の観光へさらに力を入れたいと思います。ジオパークである山陰地方から福井に至る眺望は大きな観光資源でユネスコ世界遺産にも指定されています。この湿度の多い気候はシルクにとって最適な環境です。」

・塚本喜左衛門「京丹後市周辺ではオープンファクトリーの動きが広まり、丹後織物工業組合(丹工)や当社の丹後クリエイティブセンターも実施しています」
・中山市長「丹工さんや貴社など多くの方々に、観光客へ体験と文化を発信していただいていることは非常にありがたいことです。貴社には大阪の玄関口であるリーガロイヤルホテルに西陣織あさぎ美術館を開設されましたこと、本当におめでとうございます。京丹後市から生まれた作品が世界へ羽ばたくのはとてもうれしいことです。」
・西陣織あさぎ美術館から作品を寄贈です。

◆丹後クリエイティブセンター(弊社の若手職人育成工房)です。
ジャガード織機のシャットル(緯糸の運動)と上部のダイレクト(経糸の運動)

西陣織あさぎ美術館 丹後館の展示風景
「雲龍」と「琵琶と白蛇」(葛飾北斎)西陣織

浮世絵とルノアール(西陣織)

帯・・・ゴッホの「ひまわり」、「夜のカフェテラス」西陣織

蓄光糸で織った浮世絵の作品(北斎の浪裏)

動画で職人さんが熱く語る

あさぎの殿堂(織り手の職人さんの肖像)

丹後織物工業組合(略称:丹工)の品評会で受賞した作品と表彰状

網野南小学校6年生が見学に来てくれた感想文

頑張ってね(^^)/

◆田ゆう機業の田茂井社長(丹工の理事長)を表敬訪問

いつもお世話なり有難うございます。

◆丹後テクスタイル(住之江織物グループ)の糸井社長を訪問

さすがに上場企業、老舗の織物メーカーで、大いなる学びがありました。

◆京丹後市の弥栄町にある溝谷小学校跡にあるハイテクシルク工場を訪問


「ながすなまゆ」の堀井社長からみっちり勉強しました。
シルク(生糸)が役立つ産業分野

100年ほど昔、日本の生糸(絹)採算は世界一であり日本の輸出品目としてで最大の外貨の稼ぎ手でした。(生糸は37年間、輸出金額のチャンピオンでした)
近年、激減しましたが新産業として復活を目指します。

世界的にみるとシルク産業は成長産業です。

日本のシルク産業の伸びシロは無限にある

堀井社長のシルクのマーケティングを聞き、ハイテクの養蚕について学びました。
「桑の葉」の代わりに大豆とセルロースでできた飼料、カイコを無菌室で育成し科学的に育成管理をして、徹底したロボット化で人と細菌の混入を省いています。
素晴らしいひとときでした。堀井社長と父君(長砂会長)の努力に敬意を表します。
ありがとうございました。

丹後出張の初日は充実していました( ^)o(^ )