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業務日誌:Staff Blog

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2018年5月24日 (木)

~丹後の至宝展~開催

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風香る5月12日(土)・13日(日)の二日間、京丹後市網野町の丹後アミティ 2F多目的ホールにて
丹後の至宝展~丹後の織職人の技~が開催されました。
2年前に続き、2回目の開催です。

この会の趣旨は丹後ちりめんと西陣織の生産地である丹後地域において、高度な織技術を持った
職人が製織した作品を広く紹介し、伝統産業の素晴らしさを伝え、関心を持って頂き後継者育成の
一端を担うというものです。

最初は西陣織丹後織物フォーラム実行委員会委員長、塚本喜左衛門による、開会の挨拶です。
次に京丹後市市長三崎様(代読 副市長梅田様)によります来賓祝辞を頂戴いたしました。
そして、京丹後市副市長 梅田様、京都府織物・機械金属振興センター所長 小西様、丹後織物 工業組合
松本様 木本織物様 西陣織丹後織物フォーラム実行委員会委員長塚本によります
テープカットにより厳かに開会されました。

来賓の方々をはじめ、ご来場頂きましたお客様が続々と会場を見学されます。
まずは黄金の 大タペストリー『光琳 紅白梅図』(タテ3.4m ヨコ3.0m)が皆様をお出迎えです。
あちこちから 「うわぁ凄い!」「キラキラしている!」といった声が聞こえてきます。
そのスケールの大きさに びっくりされるようです。

琳派や若冲の屏風、丸帯、袋帯とご覧いただくとステージ上の四曲二双屏風『日月山水図』です。
蓄光糸を用いた幻想的な世界がお楽しみいただけます。
ここでもまた「まぁ、きれい!」 「不思議な世界!」といった声が飛び交います。主催者としましては嬉しいかぎりです。

その後、浮世絵、製造工程をご覧頂きました。

掛軸、美術絵画コーナーへとお進みいただき、最後は古代お召、 新作の新色無地『天の風』をご覧いただきました。

お客様から「~さんっていはるかな?」って聞かれ、職人さんのお知り合いかと思いお連れすると
「まぁ!いったいどんな方がこの作品を織られてるのかと思ってお顔が見たかった」って。
また「どんな手で織られてるの?」って握手を求められたり。また「神の手、神の手。God’s hand!」って。
一緒に記念撮影をされたり、会場は大賑わいです。
今回、織手さんが自分が丹精込めて織り上げた作品を直々に解説され、会場をご案内されることによって より一層の生産意欲を持たれた事と思います。
きっと「まだまだ頑張るぞ!」って士気を高められた事 でしょう。

アンケートに回答いただいた方の多くが「丹後にこのような素晴らしい織の技術があった事を誇りに思う」と 書かれてました。
もっともっとたくさんの方々にご覧いただきたいですね。

私達の西陣織にはまだまだたくさんの課題が残されています。しかしながら、西陣織という織物の無限の 可能性を信じ、これからも切磋琢磨し取り組んでいきたいと思います。 最後に、今回の展示会は事前のご案内、搬入、当日の会場での解説、最後の搬出と何から何まで 織手さん方の存在無には成しえなかった展示会です。この場を借りて心よりお礼申し上げます。 (松井)