現在の仕事内容は?
小売店、貸衣裳店様、大手きものチェーン店様などの売り出し向けに商品の提案をさせていただいています。各店舗というよりは、本部の方と商談することが多いです。
売り出しをいかに大きくしてお店からお客様(エンドユーザー)へのツールに繋げるか、きものというものは作り手の方もいらっしゃるのでそこも大切にしながら、どういったきものがあるのかをしっかりと説明させていただいています。売り出しを開催する際には、欲しい商品の要望だとか、綿密な打ち合わせを現場の店長と行います。また、問屋ですので商品の販売も行います。毎月実施しているイベントでは全国からお客様がお越しくださいます。
ツカキグループへの
入社を決めた理由は?
やっぱり決め手は京都。生まれも育ちも京都なので、京都らしい仕事がしたいと思っていたところ、きものを扱っているこの会社を見つけました。その中でも、僕が入社した時点で151年続いていて、場所も四条烏丸というメイン通りにドンと構えている。そこまで地盤がしっかりしているところなら、より仕事に専念できると思いました。他の呉服の企業と比べると、呉服だけではなく、宝飾や毛皮、リーシングなど、他の事業も展開されていることも印象的でした。
入社して自分が成長したなと感じるポイントは?
対人関係は元々飲食店のアルバイトをしていたので、不得意な方ではなかったのですが、入社していろんな立場の方と接する機会ができました。他の業種とは違い、メーカーさんも得意先様も平均年齢が高いのでいかに自分を上手くとけこませるかは難しいところでもあり、成長できるところでもあります。
出張に行くとエンドユーザー(消費者)の方まで関わりがあり、そこでの接客はお店の方への接し方とまた別の対応になります。メーカーさんと一緒に出張に行くこともあり、5日間ほどの出張の場合は親しくもなります。でも、仕事関係ですのでそこのメリハリはつけています。電話対応だとうまく伝えられず、得意先様から頭ごなしに怒られたこともありましたが、現場で実際に会うとそこは人と人なので、人間関係を築いたら「あのときはこうだったね」という反省も含め、より得意先様と親しくなることもありました。
どんなとき、仕事のおもしろみを実感しますか?
自分が提案したきものをお客様(エンドユーザー)に気に入って頂けたときが、一番の仕事の面白みかなと思います。100点、200点とたくさん商品があっても、時間の兼ね合いもありますし、お客様は全部を見られない。商品を提案しても、もちろんお客様に「それは違うわ」と言われることもあります。
あとは、洋服とは違うので、着るのと着ないのとで見え方が大きく違います。そこを、試着だったり、鏡を見てもらったり、お客様にいかにイメージをつけていただけるか。また、お客様は、母親世代を越えて祖母世代の方が多いので、そこで言葉一つとっても、自分の知らなかったことを教えてもらえるのも面白いかなと思います。
仕事を楽しむための秘訣は?
ON・OFFの切り替えですかね。休む時はしっかり休むことです。仕事ができるようになると出張などで忙しくなってきますが、上司が僕らに「若い世代は休みとりや」と声をかけてくださいます。出張の後に現地休暇をとって、出張先を楽しむこともあります。
プライベートの過ごし方は?
基本的に休みの日は友人と遊ぶことが多いです。コロナ禍になる前は、休日や仕事帰りに飲みに行くこともありました。あとは、最近ゴルフが趣味になったので、ゴルフに行ったりしています。
キャリアステップ
最初は先輩方の手伝いをさせていただき、商品のことや仕事の流れを覚えていきました。その後、得意先様の担当を持って、貸衣裳店様や写真スタジオ様に営業する仕事をしました。そこから、僕の場合は2年余りで100店舗規模のきものチェーン店様の担当を持たせていただいたことが大きなタイミングだったかなと思います。担当を持ったことで会社のイベントの提案や、前に出る機会が増えました。
京都本社勤務の場合
8:30
出社
8:45
朝礼・
メールチェック
10:00
商品入荷
12:00
昼食
13:00
お客様への対応
打合せ
16:00
商品出荷
17:00
翌日の確認
18:00
退社